紫外線の社会史 見えざる光が照らす日本

話題の新刊

2020/07/21 18:02

 紫外線といえば、現代では「美白の敵」「皮膚がんの原因」などもっぱら忌避される対象だが、1920年代には、くる病を予防し、免疫力を高めるものとしてもてはやされ、「太陽灯」なる紫外線ランプまで商品化されていたという。本書は、この不可視の光線を有益とするか有害とするか、その言説が時代に応じて揺れ動いていくさまを見極めることで、近代以降の日本社会の一断面に焦点を当てる、異色の科学史=社会史である。

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