土地を獲得してはチャラになるということを四千年も繰り返してきた中国人は「土地と水に恋して」きた。それに応えた我が国の売国ビジネスマンが、中国人や韓国人に日本の国土を切り売りしている。全国の山林は国が把握している分だけでも、山手線内の半分強の面積が今や中国人などのものだし、農地、国境離島、軍用地までもが「幽霊地主」化され、中国・韓国人の土地となっている。日本人は済州島を買えないが、韓国人は対馬を買えるし、すでに買っている。それどころか彼ら外国人は、日本全土を無制限に買えるのだ。なぜなら「外資規制が皆無」だから。
 こんな国は世界でも日本だけで、開かれた日本はこの先、中国人や韓国人に国土を虫食いにされ、やがて尖閣諸島や竹島の領土問題は、北海道や沖縄にまで踏み込まれるだろう。「投資目的は、ビンテージ・ウイスキーと一緒で、貯蓄の一種です」なんぞと、せこいレトリックで国土を飲み干されるその前に、土地の外資規制法規を制定しろ――と、著者は新たな国土防衛を訴える。

週刊朝日 2012年11月9日号