X_VISION inspired by Ploom X体験会の様子(提供)
X_VISION inspired by Ploom X体験会の様子(提供)

 8月17日から全国で発売される加熱式たばこ用デバイスPloom Xの世界観を表現した体験型エキシビジョン「X_VISION inspired by Ploom X」が8月3日から期間限定で渋谷にオープンする。

【写真】実際に映像を体験する様子はこちら

 発売開始以来、徐々に市場を広げる加熱式たばこ。専用のデバイスの中でたばこ葉を加熱することで発生する蒸気を味わうもので、燃焼を伴わないことが紙巻きたばことの違いだ。

 JTの担当者によると「コロナ禍で自宅にいる時間が長くなったことで、加熱式たばこに切り替えるという人が増えている」という。燃焼する際にタールを発生させて室内の壁紙を黄色く着色させてしまう紙巻きたばこと異なり、加熱式たばこは着色の原因であるタールが出ないため、自宅で吸っても壁紙を汚しにくいのも理由のひとつだそうだ。また、家族など周囲の人が気になる煙やにおいも抑えられるということで、紙巻きたばこから切り替える人も多いという。

 コロナ禍も市場拡大を後押しする中、今回JTから発売される「Ploom X」。その世界観をアートで表現する体験型エキシビジョンを記者が実際に体験してみた。

 会場は東京都渋谷区にあるVIVEL渋谷。1Fはテイスティングとアート作品を体験できるフロアになっており、今回体験できるアート作品は2つある。

 まず、入ってすぐのエリアは「Nature Breath」。壁に投影される映像に合わせて、まるで呼吸をしているかのように壁面が動くのが特徴だ。都会の喧騒から扉一つ隔てているだけで、心地よく揺らめく空間を体験できた。

 続いて奥に進むと、3方向の大型映像とサラウンド音響に囲まれるエリア「Primitive Sense」に入る。今回発売となるPloom Xは、デバイス本体の表面に装着されているフロントパネルの色を7色の中から選ぶことができるため、それぞれに合った映像が用意されているそうだ。

 入口では、自分の好みのデバイスを選択することができる。その場にいたスタッフが説明をしてくれた。

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選んだデバイスによって映像が変化