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写真家・清水哲朗が意識する「スナップで大切な3要素」とは?

【シリーズ「スナップは怖くない」(7)】

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清水哲朗dot.#アサヒカメラ
オリンパス OM-D E-M5 Mark III・17ミリ F1.2・ISO400・絞りf1.8・AE・-0.7補正(撮影/清水哲朗)

オリンパス OM-D E-M5 Mark III・17ミリ F1.2・ISO400・絞りf1.8・AE・-0.7補正(撮影/清水哲朗)

■距離、タイミング、情報量の3要素に注目

 スナップ撮影の面白さは人それぞれあるだろうが、自分は被写体との距離とシャッタータイミング、周辺情報量を常に意識している。この3要素には撮影者のこだわりが顕著に表れるだけに「なぜこの距離、この瞬間、この情報を入れたのか」は他人のスナップ作品をひもとくときの楽しみにも評価基準にもなっている。シャッタータイミングだけを見ても、偶然なのか、偶然を装ったアプローチなのかを考えるだけでワクワクしてくる。

 また、天候の選び方にも個性は確実に表れる。個人的には雨や雪、曇りが好きで、晴れや猛暑日は気分がまるで乗らない。暑く輝度差が大きく出る夏場よりも、秋から冬にかけてのやわらかく、どんよりとした日に活動的になる傾向がある。

 幸い、悪天候は人間の記憶に残りやすいと言われており、映画の始まりや大切な場面で雨や雪が多いのもそういう効果を狙ってのことのようだ。コンテストでも悪天候スナップがあると、つい高評価してしまうのは自分の悪い癖だろうか。
【清水哲朗さんへの8つの質問】

Q1:カメラは何を使っていますか? その理由は?(もし変遷があればそれも)

清水:オリンパス OM-D E-M1 MarkII、オリンパス OM-D E-M5 MarkII(掲載作品では一部OM-D E-M5 MarkIIIを使用)、オリンパスPEN-F(PENシリーズは歴代E-P1からE-P5まで所有しています)。OM-Dシリーズは小型・軽量なので持ち運びやすく、悪天候にも強いから。PEN-Fはデザイン性がよく、出会う人たちからの反応もよいので(カメラに興味を示してくれる)。

Q2:レンズは何を使っていますか? その理由は?(もし変遷があればそれも)

清水:純正レンズ、M.ZUIKO PROの9本とM.ZUIKO PREMIUMの7本は全て所有していますが、スナップ撮影で主に使っているのは下記。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.8  
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO



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