放送作家の鈴木おさむさん
放送作家の鈴木おさむさん

 放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、胃腸炎について。

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 僕と妻、7歳の息子・笑福。先週一週間で家族全員胃腸炎にやられました。コロナとインフルも流行ってますが、胃腸炎も流行ってたんですね。

 そもそも胃腸炎ってどんな病気なのかをネットで調べてみると、感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称だそうです。

 その原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」などなど、聞いたことあるものばかり。そうか、超有名なノロウイルスやアデノウイルスも感染性胃腸炎の原因なのかと。主な症状は腹痛・下痢、嘔吐、発熱となっています。

 まず僕がかかりました。日曜日にスーパープラセンタという注射を打ちました。美容のために打つ人が多いですが、僕は肝臓と更年期対策のため。お尻から筋肉注射を打つのですが、思わず叫び声が出るほど痛かったんです。

 翌日の月曜日。なんか体がだるい。だるさがどんどん増していく。体が熱っぽい。熱を測ると38度7分。やばい! まずコロナとインフルを疑いました。火曜日にラジオの生放送が入っていたため、月曜日夜にコロナとインフルの検査にいってみましたが、共に陰性。

 そこで、自分の中で勝手にプラセンタの副作用だと決めつけていました。漢方飲んだり、冷えピタしたりで、翌日、熱が下がりました。火曜日の昼に腹が減ったので、色々食べました。脂っぽいものを食べてしまったのです。今振り返ると、これがダメだったんですね。

 ラジオから帰ってくるとまた急に食欲がなくなり、熱を測ると、再び38度台。

 水曜日もラジオだったので、同じく薬を飲んだり、冷えピタしたり。ユーチューブで見た、胃腸炎のツボを押したり。冷えピタを喉に貼ってみたり(これ結構、効きました)。すると朝、36度台に。そこからはダルさも熱も抜けました。

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鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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家族でウイルスのリレー