小室圭さんと眞子さん
小室圭さんと眞子さん

 そうしたなか、「合格」を勝ち取った小室さんの3回目の試験は、早くも手ごたえをつかんでいたようだ。現地で小室さんを知る人物も、

「試験直後から、小室さんは合格に自信を持っているような印象でした」

 小室さんが周囲に見せた自信と呼応するかのように、合格発表前の9月、眞子さんはニューヨークで心機一転、活動を始めている。 

「女性自身」は、9月下旬に眞子さんがニューヨークの四大美術館のひとつであるMoMA(ニューヨーク近代美術館)などを、メトロポリタン美術館のスタッフと訪れたと報じた。

赤い装いを選ぶ心理

 佳子さまがいきいきとした表情で公務に勤しみ始めたのも、この頃だ。

 9月中旬には、眞子さんから名誉総裁を引き継いだ日本工芸会が主催する「日本伝統工芸展」で、明るい表情で説明担当者の話しを聞き、1時間以上滞在。さらに、

「もっと、ゆっくり一点一点、見たいですね」

 と、笑顔を見せた。

 9月末の「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式でも、表情豊かに手話でのパフォーマンスを見せている。

 赤や深紅、ピンクなど赤系の装いで公務に出席する機会も増えた。

「赤い色は自分を目立たせる色。自信があって注目してもらいたい、という気持ちや、自分は元気だと周囲に伝えたいという深層心理から身に着ける人もいます。服装は、自分がというより人にどう見られたいか、という点から選ぶことも多いものです」(前出の井上医師)

10月11日、「いちご一会とちぎ国体」閉会式に出席した佳子さま
10月11日、「いちご一会とちぎ国体」閉会式に出席した佳子さま

 冒頭の人物は、こう話す。

「佳子さまにとって、皇室会議で皇室を出るという方法は現実的ではない。お姉さんのように、結婚によって離脱する道で十分だと、悟ったようです。佳子さまが公務に対して意欲を見せた背景はわかりません。結婚が遠い先ではなくなったために、『あと数年ならば頑張れる』という意味なのか。それとも、政府が検討したように、結婚してもなお『女性皇族』として弟の悠仁さまを支えるという覚悟をお持ちなのか――」

 佳子さまは、小室さんについてこうも漏らしたという。

「世間で言われるほど、悪い人じゃない」

 秋篠宮家も新しい潮目を迎えそうだ。

(AERA dot.編集部・永井貴子)