アイラインには赤茶色のペンシルを少しぼかしてから、同じ赤茶色のリキッドを入れる。全部入れるとクマのようになってしまうので、上下とも目尻の3分の1くらい。黒のほうが締まるのかもしれないが、石橋さんの場合はきつくなりすぎてしまうという。

 あまり赤い口紅はつけない。よく使うのは、ベージュ系のコーラルピンクか、ちょっと薄めの色。目なのか、口なのか。両方やると派手になってしまうので、強調するのをどちらかに決めるのがいいという。

<その3> 毎日のお風呂上りには「核酸ドリンク」 

ダメージ加工のデニムシャツに裾を切りっぱなしにしたデニム、モスグリーンのロングカーディガン、そしてカジュアルなバッグというスタイルに、あえてセルジオロッシのきちんとした明るめの靴をチョイスした
ダメージ加工のデニムシャツに裾を切りっぱなしにしたデニム、モスグリーンのロングカーディガン、そしてカジュアルなバッグというスタイルに、あえてセルジオロッシのきちんとした明るめの靴をチョイスした

 年齢を重ねてもきれいでいたい。だから、体や顔のケアは日々、心がけているという石橋さんだが、年齢とともに、肩こりや倦怠感に悩むようになった。そんな時、友人に勧められたのが「核酸ドリンク」。数年間、毎日お風呂上りに炭酸で割って飲んでいたら、その悩みはなくなってしまった。自身の乾燥肌にもあうようで、スキンケアにも使っているという。

 核酸ドリンクを勧めてくれた友人は、本当に肌がきれいで、ノーファンデ派。当時から、「ファンデーションは時間とともに酸化して黒ずみ、小じわや毛穴が目立つし、肌に負担をかけるから塗らないほうがいい」と話していた。そのノーファンデ、なかなか取り入れる勇気がなかったという石橋さんだが、最近になってついに実践。友人の言葉を実感できた。いま、顔に塗るのはファンデではなく日焼け止めだ。

<その4> ユーズドショップにはこまめに足を運ぶ

 数十万円のお金をためて、あるブランドのバッグを定価で買ったときのこと。流行が移り変わるのがあまりにも早すぎて悲しくなった。その経験以来、バッグはユーズドショップで、流行に左右されない上質なものを安く買おう、と決めた。

 バッグに限らず、石橋さんはユーズドショップが大好き。ラグタグ、大黒屋、セカンドストリート、ブックオフなどにこまめに足を運ぶ。店員さんともすぐに仲良くなって、「何かいいの入ってきとる?」「いや、変わってないですね」「じゃあ、またにするね」といった会話が日常だという。

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