櫻坂・渡邉理佐が卒業発表　今後は「選抜制より全員参加型に戻して」の声も

　アイドルグループ櫻坂46の渡邉理佐（23）が24日に公式ブログを更新。「次の4枚目シングルの活動をもちまして櫻坂46を卒業致します」とグループから卒業することを発表した。

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「これまで、卒業を考えるタイミングはありましたが、皆さんにお会いしたり、メンバーと一緒に過ごす時間が楽しくて、嬉しくて、まだまだみんなと一緒にいたいな、もう少しここで頑張りたいな、と思い、今日までやってきました」と悩んだ末の決断だったことを告白。「欅坂46から櫻坂46へと改名し、本当に沢山の経験をさせていただきました。どの瞬間も幸せで、楽しくて、この場所で過ごしていなかったら出会わなかった感情が生まれ、時には心身共にくたくたになってしまった時もあったけれど、周りにはいつも優しくて、温かい人たちがいてくれました。きっと自分ひとりではここまで活動することは出来なかっただろうなと感じています」と感謝の思いを綴った。

　渡邉は2015年8月に欅坂46の1期生オーディションに合格。グループ結成当初からトップクラスの人気を誇り、ファッション誌「non－no」の専属モデルも務めている。男性だけでなく女性ファンからの支持も根強く、20年に櫻坂46に改名以降も中心メンバーとして活動。昨年10月リリースのサードシングル「流れ弾」の収録曲「無言の宇宙」でセンターを務めた。

　櫻坂は1期生の守屋茜、渡辺梨加がグループ結成1周年の昨年12月に卒業。渡邉も卒業することになり、欅坂結成当初の21人から8人にメンバーが減少する。欅坂は「絶対的センター」の平手友梨奈を中心に大人や社会への反発がこめられた歌詞を圧倒的なパフォーマンスで体現してきた異色のグループだったが、櫻坂として再始動後はクールで力強いダンスに加え、前向きなメッセージを伝える楽曲が多い。欅坂では楽曲に全メンバーが参加していたが、櫻坂46は選抜制に。前列と中列の計8名が全曲の歌唱を務める「櫻エイト」に、後列は曲ごとにメンバーが変わるというシステムを導入している。今月8、9日には櫻エイトを除く3列目のメンバーによる2度目の「BACKS　LIVE！！」が開催された。