帰国時の小室圭さん (c)朝日新聞社
帰国時の小室圭さん (c)朝日新聞社

 昨年11月の誕生日の際の会見では、金銭トラブルについて「今までの経緯も含めてきちんと話すことが私は大事なことだと思っている」と述べられていた。

 池内さんはこれらを「男同士の約束」とみなし、「だからこそ、国民が説明責任を果たしていないと思えるような状況での挨拶は、皇嗣殿下としては余計に切ないと思います」と話す。

 今回のご挨拶で、小室さんが話すべきことは何だったのだろうか。

「まずは『様々お騒がせしています』といった説明があってしかるべきです。秋篠宮殿下としては、『お金の問題はどうなっているのか』と直接的にはお尋ねにならないと思います。小室さんからきちんと説明していることを祈るばかりです」

 この日、公の場に姿を現した小室さんはストライプのネクタイを締めたスーツ姿だった。帰国時に後ろで束ねていた長髪は、襟足まで短く切りそろえられていた。

「カットされたのは当然だと思います。そもそも、あのような姿で帰国したこと自体が疑問でした。服装や髪形はその人の趣味で他人がとやかくいうことではないのは確かです。とはいえ、対面する相手に合わせるのが礼儀というもの。帰国前にきちんと襟を正してほしかったなと思います。マスコミが取材に入るのはわかっていますし、警護がついて帰国なされるわけですから、わざわざ好みがわかれる恰好を選ぶ必要はなかったのではないでしょうか」

 結婚を機に、皇室を離脱する眞子さま。26日の会見では「小室眞子さん」として会見に臨まれる。

「一日も早く皇籍離脱をしたいというお気持ちなのか、皇室に迷惑がかかることをご心配されたのか。いずれにせよ、日本から離れるほうが、眞子さまとしては自由を手に入れることができます。しかし、自由にはリスクがつきものです。そのリスクをご理解なさっているのかと心配になってしまいます。小室さんは弁護士として働けば年収1800万円とも報じられていますが、物価が高いニューヨークで安全な生活を送るのに十分とは言えません。お守りしようと近づいてくる人たちに、利用されてしまわないか……」

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「皇室を離れても、ご自覚は生涯お持ちいただきたい」