秋篠宮家の長女眞子さまと小室さん(C)朝日新聞社
秋篠宮家の長女眞子さまと小室さん(C)朝日新聞社

 秋篠宮家の長女、眞子さま(29)と小室圭さん(29)との結婚が1日午後宮内庁から正式に発表される。小室さんが米国へ留学した2018年8月から今回の帰国の隔離期間の2週間後まで3年2カ月もの間、眞子さまはリアルで会うことなくリモート愛で燃え上がり、結婚までたどり着くことに。現代の恋愛に詳しい恋愛事情専門家の神崎桃子さんがコロナ禍で急増している「リモート愛」について語った。

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 今の恋愛・結婚を取り巻く環境にもコロナの影響は大きい。

 「コロナ禍になってからは男女の関係で“会わない”というケースは多いんですよ。婚活でも、大手の結婚相談所でさえオンラインで面談や登録している会員の男女を引き合わせるセッティングもしてくれます。オンライン通話で婚活の相手とおしゃべりできるサービスをしているところもあります。なので、オンラインだけのつながりでリモートだからといって全く問題ない状態です。眞子さまと小室さんがオンラインでの愛を育むというのは大いにあり得ることです。結婚相談所でさえもコロナに対応していく、そういう時代です」

 眞子さまと小室さんがリアルで会えない3年2カ月の間、相次ぐ週刊誌報道などで祝福ムードとは程遠いためかどのように連絡を取り合っていたかなどのエピソードは全く聞こえてこない。神崎さんはSNSの普及も恋愛・結婚を大きく後押しするツールになっているという。

「婚活市場だけでなくて、SNSで愛を育む方もいらっしゃる。そういう方の中には1度もお相手と会ったことがないという人もいるんです。SNS上での投稿だけを見て、“この投稿の考え方に共感が持てる”から趣味が同じなどの共通項を見つけて好きになる。また、落ち込んでいる時に、会ったことがない人からのコメントが心に刺さり、恋愛に進展するんです。考え方に共感が持てたりだとか、共通項が見い出せれば、リアルで会ったことがなくても好感を持つことができる。相手の発信する投稿で“この人、いいな”と感じ取れてしまう」

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リモートがメリットに転じることも