プロボクシングのWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太が、28日までに自身のインスタグラムで投稿した「意味深な内容」が反響を呼んでいる。

【写真】“驚くほど美しい妻”と米で話題になったマー君の奥様はこちら(他7枚)

 村田は日本ハム在籍時に後輩に暴行をふるったことが発覚した巨人中田翔を擁護したメッセージを発信したとして波紋を呼んだ。中田は日本ハム在籍時の今月11日に暴力問題で無期限の出場停止が発表されたが、巨人への無償トレードが決まると即1軍登録で21日からプレー。

 この対応やトレードの前に日本ハムが謝罪会見を開かなかったことに疑問や非難の声が上がると、村田は25日に自身のインスタグラムで、中田が打席に立つ写真を公開。

「中田翔選手。打席に立つだけで雰囲気の出る類稀な選手。世の中では罰を与えろとか言う輩もいるみたいだが、罰ばっかり与えて面白い人間を消すのはやめようよ」とメッセージを綴った。

 すると、インスタグラムのコメント欄に、「潰すつもりはない。ただ暴力行為は事実であり、社会人としてのケジメはつけるべき」と批判が殺到する事態になった。

 村田は28日のインスタグラムで、バクワン・シュリ・ラジニーシ著の「愛の錬金術」を紹介。「精神分析というビジネスは、耳を傾けるということで成り立っている」と精神病の患者と病院の先生のやり取りを一部抜粋した。

 そして、「何かの仕組みに似ていませんか 自分に注意を向けてくれる ましてや有名人だとか、人に注目されている人が自分の発言を気にかけてくれる あわよくば攻撃も出来る そのために多くの時間を費やして広告を見るあなたは知らぬ間に影響を受ける」と分析した上で、「あなたは束の間の癒しを得る あなたは自分の意見は正しいと思い込む 支持されていると思い込む価値あるものだと思い込む。しかしすぐにその気持ちはすぐに消える また自分の存在を確認させてくれる対象を探す本当に『必要とされている実感』がある人はそんなところで得なくとも、充分に普段の生活で得られている」と綴った。

次のページ
村田の反論の意図は?