渋沢栄一が活動していた明治維新は、今までの常識が破壊された時代です。不確実性が多く、未来は見えませんでした。しかし、その時代で渋沢栄一は「見えない未来を信じる力」を発揮し、多くの功績を残しました。


現在も、日本の昭和モデルが終わり、そのモデルを引きずっていた平成も終わり、令和が始まりました。超高齢化少子化社会が加速する日本では未来が見えなく不安を感じる日本人が多いでしょう。そんなときだからこそ、「見えない未来を信じる力」が大事である。それを大谷選手と渋沢栄一が我々に教えてくれています。(渋沢健)

◆しぶさわ・けん シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長。経済同友会幹事、UNDP SDG Impact 企画運営委員会委員、東京大学総長室アドバイザー、成蹊大学客員教授、等。渋沢栄一の玄孫。幼少期から大学卒業まで米国育ち、40歳に独立したときに栄一の思想と出会う。近著は「SDGs投資」(朝日新聞出版)

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渋沢健 シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長。経済同友会幹事、UNDP SDG Impact 企画運営委員会委員、等。渋沢栄一の玄孫。幼少期から大学卒業まで米国育ち、40歳に独立したときに栄一の思想と出会う。

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