今までボーっとしていてはダメと言われていたことを実践していこう! ニートやひきこもりと言われていた人たちが今こそ輝く時代だ。その人たちは、家に籠っている間に何をやっているか発信して欲しい。毎日何をやって、どういう風に考えて生きてきたか。案外、やっていることは簡単で“ゲームしていると時間は過ぎていきますよ”なのかもしれないけど。

 家に籠ることがずっと続くわけではないから。子どもの夏休み明けみたいに、また外に出なければならない時は来ます。その時に外に出ないと、それはそれで怒られちゃいますよ(笑)。今は、先生のいない自習時間みたいなもん。勉強しなくても何やっていても教室にいれば怒られないからね。家にいればボーっとしていても怒られない、こんな時間は今しかないという発想の転換をすべきなんです。

 もう、これをブームにして、自粛を楽しむブーム。でも、家に籠ることが間違っているという専門家の意見もあるかもしれないけど、A案がいいB案がいいって話し合っていると、結局、どれがいいのって話だから、シンプルにもう人と会わない方がいいんでしょ? 仕事はしないわけにはいかないから、仕事は感染拡大防止対策をしながらやって、それ以外は家にいます。土日も基本的には家にいて、散歩や近所に買い物しか行かない。そういう生活を続けるときに暗い気持ちでやるのはツライから楽しむ! “今、家でボーっとしていても怒られないんだぜ!”って気持ちで(笑)。仕事のない時なら昼過ぎまで寝ていても怒られない。子どもにも“まだ寝ていなさい”って言えるんだから(笑)。“だらだらマンガを読んでいなさい”って堂々と言っていいという考え方。提案としてどうでしょう? みんなで自粛を楽しみませんか? ということですよね。

 家に籠ることを心がけようじゃなくて、家でできる一番ダラダラしていて、自分が最高にリラックスできることを常にやっていればいいということ。これ、ちょっと待てよ、よく考えると天国じゃないか?(笑) しかも、都道府県知事から“そうしなさい”って言われているんだから。それが、コロナの感染拡大に迷惑をかけない、コロナと闘っている医療従事者の方に迷惑をかけない、感染した人にも迷惑かけない。

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