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大物プレイヤーの移籍が減少傾向…今後も「生涯一球団」の選手は増えそう?

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ヤクルト・山田哲人 (c)朝日新聞社

ヤクルト・山田哲人 (c)朝日新聞社

 今年9月に国内FA権を取得し、オフの去就に大注目が集まっていたヤクルト山田哲人が残留を決断した。

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 移籍が濃厚との報道が多かっただけに、ヤクルトファンのみならず他球団のファンからも驚きの声が上がっていた。

 最近は移籍が有力視された中での残留が増えている感もある。根底には選手の『現実思考』が大きく影響しているのではないか……。

「球団の方と話し合いを続けてきました。正直に今までで一番悩みましたが、FA権を行使せずに残留することにしました。さらに活躍できるように、努力したいと思います」(山田)

 11月19日、山田がFA権を行使せず残留することが球団から公式に発表された。気になる条件面については、7年総額35億円プラス出来高の超大型契約とされる。トリプルスリーを3度達成した球史に残る強打の二塁手は現在28歳。この契約は生涯ヤクルトを宣言したとも受け取ることができるだろう。

「良いニュースだね、よかったよかった。言葉が出なかった。本当にうれしくて、言葉にならなかったですね。ホッとした」(高津臣吾監督)

 今季、最下位に低迷したチームは立て直しが急務であり、投手力とともに攻撃力アップも当然重要な課題。主軸に成長した左打者の村上宗隆とともに、右打者の山田がいればリーグ屈指の中軸が打線に君臨することになる。

「最大の嬉しいニュース。今季は2年連続の最下位となり、チームに変革が必要な時期だった。野手の中心として哲人には何としても残って欲しかった。球団のみでなく、本社を含めたヤクルトグループ全体の総意。契約内容は破格ですがそれくらいの価値はある。哲人慰留のために水面下ではプロジェクトチームも存在した。何度も交渉を重ね、予算も含め最大限の誠意を尽くした結果。哲人にも気持ちが伝わったのではないか」(ヤクルト球団関係者)

 山田同様、メジャー挑戦や国内他球団移籍などの選択肢を捨て、所属球団との長期大型契約を結ぶ例は多くなってきた印象を受ける。


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