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古くなったマンション、住み続けられる? 建替えどきを判断する4つのポイント

渡辺圭彦dot.
築40年を超えるマンションは2019年現在、91.8万戸もある※写真はイメージです((c)Getty Images)

築40年を超えるマンションは2019年現在、91.8万戸もある※写真はイメージです((c)Getty Images)

(図表A)マンションの現状を見極めるための四つのポイント

(図表A)マンションの現状を見極めるための四つのポイント

(図表B)マンション再生の選択肢は大きく分けて三つ。それぞれのメリット、デメリットを考慮して検討しよう

(図表B)マンション再生の選択肢は大きく分けて三つ。それぞれのメリット、デメリットを考慮して検討しよう

■「暮らしにくさ」にあらためて目を向けて

 三つ目は「バリアフリーの欠如」。古いマンションだと5階建てでも階段しかない、階段の傾斜がきつい、などということは珍しくありません。また住戸の室内においても和室と洋室の間に段差があってつまずきやすいといったリスクが生じます。高齢となった区分所有者には日常的に大きな負担になっていることでしょう。

 四つ目は「使い勝手の悪さ」。水回りや給湯器などの設備の使い勝手、また間取りの問題などについては、リノベーションで対応できるものもありますが、住戸の専有面積は変えることはできませんし、住戸内の天井高や梁下の寸法などについての対応は困難です。

 長年住むうちに不便さに慣れてしまっていても、あらためてチェックしていくと問題点が明らかになるものです。放置しておくとさらに劣化が進行してしまいますし、資産価値も低下の一途。検討と対処はなるべく早めに始めたいものです。

 老朽化したマンションの選択肢は大きく分けて、建替え、修繕・改修、敷地売却の三つがあります(図表B)。

 現状を確認したうえで、メリットとデメリットを考慮しながら検討しましょう。

(文/渡辺圭彦、監修/旭化成不動産レジデンス マンション建替え研究所)

※週刊朝日MOOK「資産価値を守る!マンション管理・修繕・建替え大全2021」から


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