岡村隆史が結婚発表で見せた ナイナイ流の「恩返し」(中西正男) (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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岡村隆史が結婚発表で見せた ナイナイ流の「恩返し」(中西正男)

連載「上方芸能ここだけの話」

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ナインティナイン・岡村隆史(右)

ナインティナイン・岡村隆史(右)

 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史がニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で結婚を発表した。

【写真】「逆プロポーズ」で話題になった芸人といえば

 これまで20年以上、お笑いを中心に芸能取材をしてきた身として、今回の結婚発表を通じて、改めて「ナインティナイン」と言うコンビの“カタチ”を痛感した。

 まず、今回の岡村の結婚でいうと、これまで芸能取材をしてきた中でもトップクラスに関係者の口が重たかった。

 お笑いを中心に取材をしているという仕事柄もあり、この日のラジオで岡村が結婚を発表する“ようだ”という話は少し前につかむことができたが、そこからの、いわゆるウラ取り作業が困難を極めた。

 立場上、絶対にこの事実を知っているとしか考えられない複数の関係者にたずねても、「そんなことはない」という答えが異口同音に返ってきた。

 言えないことは言えないし、それこそ仕事柄ウソをつかれることもある。そんなことは百も承知ながら、今回の情報のガードぶりはすさまじかった。そこに、岡村の強い意志を感じた。

 人としてのスジを通すために、先輩芸人やお世話になった関係者、所属の吉本興業に結婚の事実は伝えるが、あくまでも世の中に伝える“最初”は「オールナイトニッポン」で。

 もともと、岡村にとって非常に思い入れのある番組であるだけでなく、今年4月、もう一つの意味が加わった。番組内での岡村の発言が問題視され、大きな騒動になった。

 大切な番組に迷惑をかけてしまった。大好きなスタッフに苦労をかけてしまった。そこへの圧倒的な申し訳なさから、自身の結婚というニュースをこの番組で発表する。その強い思いが周囲にも伝わり、徹底した情報ガードにつながった。

 結果的に、取材する側もプロなので、複数のメディアがラジオの少し前にネット記事を出す流れにはなったが、周囲の「何としても、岡村の思いを遂げさせてやろう」という愛を強く感じる流れでもあった。


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