東京メトロ新アプリ スマホ苦手筆者が使い勝手を試してみた (3/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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東京メトロ新アプリ スマホ苦手筆者が使い勝手を試してみた

岸田法眼dot.#鉄道
アプリを開くと、まず登録した路線の列車位置情報や運転状況が表示される(写真/岸田法眼)

アプリを開くと、まず登録した路線の列車位置情報や運転状況が表示される(写真/岸田法眼)

2020年8月27日に開かれた、「東京メトロmy! アプリ」の記者発表。タクシーやシェアサイクルのアプリと連携し、大都市型MaaSの実現を図る(写真/岸田法眼)

2020年8月27日に開かれた、「東京メトロmy! アプリ」の記者発表。タクシーやシェアサイクルのアプリと連携し、大都市型MaaSの実現を図る(写真/岸田法眼)

都心の手軽な交通手段としてすっかり定着したシェアサイクルも、予約まで簡単に行える(写真/岸田法眼)

都心の手軽な交通手段としてすっかり定着したシェアサイクルも、予約まで簡単に行える(写真/岸田法眼)

タクシーのアプリと連携することで、タクシーの待機がない駅でも利用がしやすくなる(写真/岸田法眼)

タクシーのアプリと連携することで、タクシーの待機がない駅でも利用がしやすくなる(写真/岸田法眼)

 さらに、銀座駅からACホテル・バイ・マリオット東京銀座まで歩いたあと、桜の散歩道までシェアサイクルを利用するルートも表示される。画面下の「シェアサイクルを予約する」をタッチすると、予約できる。

 2.7キロの道のりを12分かけて走ったあと、徒歩で晴海BRTターミナルに向かう。所要時間23分、中央区内でドコモのシェアサイクルを利用する場合、「1回会員」だと最初の30分で150円(延長料金は30分100円)を要する。

■画期的なのは東京メトロを利用しないルートを案内すること

 「東京メトロmy! アプリ」という鉄道アプリで画期的なのは、先ほど取り上げた3つのルートのうち、2つ目と3つ目は、「東京メトロを利用しないルート」である。東京メトロとNTTグループが共同で取り組む「東京の魅力・活力の共創」のひとつ、TDMとMobilityによる「移動の円滑性向上」がこのアプリに込められているのだ。

 なお、経路検索の対象は、東京メトロや都営地下鉄など首都圏の鉄道各線、東京BRT、都営バス、台東区「めぐりん」などのコミュニティーバス、空港連絡バスなどである。将来は高速バスやほかの地方の鉄道など、広範囲に及ぶことを期待したい。

■2つのルートチェッカーも注目

 私が注目したのは、ベビーカールートチェッカーとバリアフリールートチェッカー。東京メトロ9路線の駅構内のベビーカーや車椅子が通れるルートを案内するもので、路線と駅を選択すると、駅の情報、乗車位置案内、地図・構内図が表示される。

 特にバリアフリールートチェッカーは、駅の段差と隙間も詳細に案内しており、車椅子利用者などは要チェックといえよう。

■ダウンロードは東京メトロのウェブサイトから

 「東京メトロmy! アプリ」は、こちら(https://bit.ly/312Qen7)にアクセスし、Apple StoreもしくはGoogle Playからダウンロードできる。既存の「東京メトロアプリ」から機能性や扱いやすさが向上しているので、従来のアプリを使っている人も、ぜひ試してほしい。ただし、現行はスマートフォンのみ可で、パソコンやガラケーはできない。ダウンロードの範囲を広げることが今後の課題かつ、期待となるだろう。

 ちなみに、記者発表会で配布される報道資料にはQRコードが印刷されており、その場でダウンロードができるようになっていたが、私はやり方がわからず、スマホで検索する”遠回り”をしてしました。

 しかし、ダウンロードしてしまえば、これまで解説したように便利な機能が満載で、地下鉄を降りた後のバスやタクシー、さらにシェアサイクルまで表示される。まさに、東京都心での移動に欠かせないアプリだろう。

 この便利なアプリでは、都営地下鉄の運行情報も表示できるのだから、将来は東京の地下鉄を一元化(私案ながら東京メトロに統合するのが望ましい)し、乗り継ぎによる割高運賃の解消など、利便性のさらなる向上を切に願う。(文・岸田法眼)

取材協力/東京地下鉄

岸田法眼(きしだ・ほうがん)/『Yahoo! セカンドライフ』(ヤフー刊)の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、フリーのレイルウェイ・ライターとして、『鉄道まるわかり』シリーズ(天夢人刊)、『論座』(朝日新聞社刊)、『bizSPA! フレッシュ』(扶桑社刊)などに執筆。著書に『波瀾万丈の車両』(アルファベータブックス刊)がある。また、好角家でもある。引き続き旅や鉄道などを中心に著作を続ける。


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