俳優の仕事にもいい影響があり、「できれば3、4年と長く続けていきたい」と希望を口にしていた。

「『この番組が好き』といってくれる人がけっこう、この業界に多くて。(中略)『この間の回、よかったね』と声をかけていただくと、うれしいですし、身が引き締まります。ひとつのものを長く続けていくモチベーションって、こういうところから生まれてくるんだ、という新鮮な発見でもありました」(同)

「これほどまでに愛されている番組のMCとして、ふさわしい俳優でいなければ、と思うからです」(同)

 インタビューは「また、木曜日の夜に会いましょう」という三浦さんの言葉で締めくくられていた。

どんな仕事にも、プロとしての誇りを持ち、誠実に丁寧に取り組んでいた三浦さん。だからこそ、紡げた言葉の数々だろう。その思いはこれからも作品の中で生き続けると思いたい。(AERAdot.編集部)

※このシリーズの他の回はこちら
【1回目】三浦春馬さんの死に傷ついている人へ もう一度聞きたい「本人の言葉」~家族と仕事~
https://dot.asahi.com/dot/2020091400066.html

【2回目】三浦春馬さんの死から心に穴が開いたままの人へ 残したい「本人の言葉」~人との出会い~https://dot.asahi.com/dot/2020092200004.html

【3回目】三浦春馬さんのいた時間を忘れたくない人へ 大切にしたい「本人の言葉」~30代の節目~https://dot.asahi.com/dot/2020092800043.html

【4回目】三浦春馬さんの死から時が止まってしまった人へ 結婚と恋愛をめぐる「本人の言葉」https://dot.asahi.com/dot/2020100300016.html

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