「離婚を経験して、人生の裏と表を学んだのだと思います。さらに独立後は演劇のプロデュースなど裏方に徹して演劇人をサポートしていますから、人の痛みなどをより感じるようになったのだと思います。だからこそ、社会に対しても発信する必要性を意識したのでは」
4月1日に独立したばかりの柴咲は、現在NHK朝のテレビ小説「エール」にも出演中だが、女優・歌手以外にも、食品事業やアパレル事業など幅広く事業を展開している。
「食も衣類もオーガニックに徹底的にこだわっています。数年前から独立と事業展開を視野にいれて計画していたようで、環境や社会へ貢献するための活動を第一に打ち出している柴咲らしい事業内容といえます」(女性誌記者)
経営者としてのキャリアでいえば先輩にあたるのは、女優の石田ゆり子(50)だろう。すでに20年になる。
「石田は癒やし系のおっとりした性格に見えますが、実はとても堅実な経営者です。都内に複数の不動産を所有していますし、仕事の選び方もかなりシビアでギャラの交渉などもなかなかうまく、今も引く手あまたです。あのかわいらしいイメージからは想像しにくいですが、実際は敏腕経営者ですよ」(スポーツ紙記者)
コロナ後の「新しい生活様式」をそれぞれの社長はどう受け入れて乗り越えていくのか。経営者としての手腕が問われそうだ。(宮本エミ)