だが、事務所の思いとは裏腹に沢尻被告は「女優復帰は考えていない」と明言した。
「いわゆる“夜友”といわれる人間関係を白紙に戻して、一切断ち切りたいようです。そのためにこれまで使っていた携帯電話も解約し、連絡先もすべて消したそうです」(スポーツ紙記者)
芸能リポーターの川内天子さんは「本人がもう芸能界に戻りたくない、と言っていてもそれは難しいのでは」という。
「本人はこれまでの関係をすべて解消したいのだと思います。でも事務所としては、なかなかそういうわけにはいきません。まず今回の逮捕によって生じるCMの違約金や大河ドラマの損害賠償金は判決が出るまでは保留になっています。初犯ですから執行猶予がつくと思いますが、復帰する場合でも執行猶予があけないと彼女を起用するところは少ないと思います。仮に復帰作として企画が進んだとしても、共演NGを出す事務所も多いと思います。でも、所属事務所としては、まだまだ女優としての可能性、将来性に期待していますから、いずれは復帰をすすめていくでしょう」
別のスポーツ紙記者は「復帰は海外作品になるのでは」という。
「沢尻被告の復帰は水面下ではある程度、計画されているという話です。詳しいことは分かりませんがスペインなど海外での作品に出演し、“逆輸入”女優としてリバースするというシナリオもあるようです。女優・沢尻エリカを待っている関係者は少なくないといいますから」
検察側は沢尻被告に懲役1年6月を求刑、判決は2月6日に言い渡される。
女優・沢尻エリカが再び公の場に姿を見せる日は来るのだろうか。(坂口友香)