両巨塔が結婚。壇蜜(左)と橋本マナミ  (C)朝日新聞社
両巨塔が結婚。壇蜜(左)と橋本マナミ  (C)朝日新聞社
素質は抜群は? 田中みな実 (C)朝日新聞社
素質は抜群は? 田中みな実 (C)朝日新聞社

「いい夫婦の日」を皮切りに多くの芸能人が結婚した11月。なかでも、漫画家の清野とおる氏との結婚したタレントで女優の壇蜜(38)、一般男性と結婚したタレントで女優の橋本マナミ(35)と“愛人キャラ”でブレイクした2人が立て続けにゴールインしたことが印象に残っている人も多いだろう。

【写真】過激な写真集でアピール? 田中みな実

 こうしたなか、彼女たちが人妻になったことで愛人キャラ枠が空いたことになり、SNS上などでは「新しく愛人キャラのポジションにどのタレントが座るのか?」という議論が巻き起こっている。壇蜜や橋本マナミの活躍を振り返ると、愛人キャラを確立するには、妖艶さはもちろん知的な雰囲気も持ち合わせ、バラエティ番組などで気の利いたコメントをすることも必要だろう。そうそう簡単に後釜は出てこない気もするが、週刊誌のグラビア担当編集者は「意外と愛人感をウリにするタレントは多いですよ」と話す。

「まず、『愛人にしたいグラドルNo.1』と言われる森咲智美。バスト89センチ、ウエスト58センチ、ヒップ88センチと完璧なプロポーションの持ち主で、テレビ番組で橋本マナミと共演した際、橋本に『愛人』というフレーズを使ってもいいか聞いたところ、『どんどん使って』と言われ“公認”を得ています。続いて、『平成最後の愛人』と呼ばれているのが和久井雅子。OLから転身したグラビアアイドルで、5月に発売されたDVDは夫がいながら他の男性とも関係を持ってしまうという愛人らしい内容。さらに、園都もデビューした頃から『愛人』というキャッチフレーズが使われていて、今では『日本一身近な愛人』と言われています。ま、それぞれ知名度は今ひとつなので、まずはバラエティ番組で爪痕を残すことが重要でしょう」

 また、30歳を超えて愛人キャラに寄せようとするグラビアアイドルも存在する。例えば、3月に写真集「泥棒ねこ 山咲まりな写真集」を発売した山咲まりな(32)。出版記念イベントでは、30代になり「愛人キャラ」にシフトチェンジしていると告白。写真集のタイトルも、みんなの愛人キャラになれたらという思いを込めて付けたそうだ。

「壇蜜も橋本マナミもブレイクはアラサーになってから。30代のグラビアアイドルが愛人キャラを匂わせていくのは、王道路線として定着しつつあるのかもしれません。また、女優では、壇蜜の名を世間に知らしめた映画『私の奴隷になりなさい』の続編が昨年公開されたのですが、同作で主演を務めた行平あい佳も注目です。過激な濡れ場にも挑戦し、WEBマガジンのインタビューでは『やるからには超えないといけない』と語るなど、胆力も感じます」(前出の編集者)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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愛人キャラ=かわす力・匂わす力