西日本を走る「紅葉絶景路線」で観光列車も満喫! (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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西日本を走る「紅葉絶景路線」で観光列車も満喫!

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植村誠dot.#鉄道
叡山電鉄の市原~二ノ瀬間にある「もみじのトンネル」は車窓からのみ楽しめる(C)朝日新聞社

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嵯峨野観光鉄道「トロッコ列車」に乗車の際は保津川下りと合わせた周遊もおススメ(C)朝日新聞社

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山間部を走る「奥出雲おろち号」。木次線沿線にはヤマタノオロチ伝説にちなむスポットが点在する (写真/photolibrary)

山間部を走る「奥出雲おろち号」。木次線沿線にはヤマタノオロチ伝説にちなむスポットが点在する (写真/photolibrary)

神社の造りを模したJR木次線、出雲横田駅の駅舎。入り口にはしめ縄がかかる(C)朝日新聞社

神社の造りを模したJR木次線、出雲横田駅の駅舎。入り口にはしめ縄がかかる(C)朝日新聞社

 11月上旬から下旬にかけては、「もみじのトンネル」ライトアップと合わせて車内消灯や徐行運転を実施。側窓からの眺めはもちろん、前後面展望や足元までガラス張りとなっている乗降扉から鞍馬川の渓谷美を眺めるのもいい。

 展望列車「きらら」は通常の定期普通列車として運行されている。予約は不要で乗車券のみで乗車でき、運行ダイヤは比叡電車公式HPで公開されている。人気列車のため、紅葉時期の週末などは混雑が予想されるので、余裕をもったスケジュールを組むのが利用のコツ。

■保津峡の渓谷美と紅葉のコラボを意外な列車で満喫!? 嵯峨野観光鉄道「トロッコ列車」

 京都・嵯峨野の定番観光コースとして国内外を問わず高い人気を誇る嵯峨野観光鉄道。トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までを結ぶ7.3キロの路線は、全線の多くを保津峡(ほづきょう)として知られる景勝地・保津川に沿っており、渓谷美とともに織り成す紅葉がとりわけ見事な鉄道路線のひとつである。

 使われている線路は、かつてはJR山陰本線の一部だった区間。1989年3月に同線の嵯峨~馬掘間を新線に切り替えたことから廃線なった旧線が、嵯峨野観光鉄道として生まれ変わったものだ。

 新線が直線指向でトンネル中心なのに対し、旧線は蛇行する保津峡を間近に望みながら進むため、車窓の軍配は旧線に挙がる。景勝地の車窓をトロッコ車両で楽しむというスタイルは開業とともに話題を呼び、年間100万人を超す乗客を集める人気路線となっているのである。

 列車はトロッコタイプ客車の5両編成で、DE10形ディーゼル機関車を嵯峨駅寄りに連結。アールデコ調にデザインされた客車には木のベンチや裸電球がしつらえられ、レトロ感を演出。機関車に隣接する1両(5号車)は窓ガラスなしの「ザ・リッチ号」と呼ばれる車両で、自然風を受けながらのトリップが楽しめるが、寒さ対策も忘れずに!

 また、冬季には石炭ストーブが用意されたストーブ列車が登場するのは同列車の風物詩だ。7.3キロ区間をおよそ25分間、表速度時速25キロでトコトコとわだちを刻むトロッコ列車。鉄橋ありトンネルあり、イロハモミジやヤマトモミジなど1000本を超すという線路際の紅葉が保津峡の景色とともに車窓を彩る。

 列車は通常は1日8往復の運行。2019年12月7日にかけて沿線でライトアップが実施され、点灯に合わせた臨時列車が運行される。季節を問わず人気が高いが、紅葉時期はとりわけ混雑が予想されるので事前予約をしておきたい。乗車券(指定券)は乗車1カ月前からJR西日本のみどりの窓口やJR西日本のウェブ予約サービス「e5489」などで発売。空席状況や運行ダイヤは嵯峨野観光鉄道公式HPをチェック。


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