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NSC首席卒業の芸人が“光営業”で「ノーサイド・ゲーム」出演を果たすまで

連載「上方芸能ここだけの話」

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中西正男dot.
帝京大ラグビー部出身の芸人しんや(撮影/中西正男)

帝京大ラグビー部出身の芸人しんや(撮影/中西正男)

 今シーズンの連続ドラマで一番の話題作ともいわれるドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)。出世の道を閉ざされた元エリート社員が自社のラグビーチームのGMとして奮闘する姿が視聴者の心を揺さぶり、視聴率的にも順調な推移を見せている。

【写真】謹慎明けのこちらのラグビー芸人にも注目

 実は、この物語にも負けずとも劣らずのアツいアプローチをし、キャストの一員になった芸人がいる。8月18日放送分の第6話から出演しているしんやだ。

 今春、吉本興業の養成所・NSC大阪校(41期生)を首席で卒業。同校で首席になるには、1年のカリキュラムの最後に行われるライブで優勝することが必須だが、過去にもゆりやんレトリィバァ(35期生)らが首席を勝ち取り、スターへの階段を駆け上がってきた。

 首席の肩書だけでも目を引く存在ではあるが、しんやにはもう一つの“名刺”がある。大阪市立東生野中、大商大高、そして、名門・帝京大学とラグビー一筋に打ち込んできた筋金入りのラガーマンなのだ。

 卒業後は一般企業に就職するも、小さな頃から大好きだったお笑いへの思いが断ち切れず、5年の勤務の後、NSCに入学した。

「大学の同期とかと話すと、周りは会社を辞めるなと言ったりするけど、こっちがやっぱりやったら良かったと後悔をしても誰も責任を取ってくれない。行って後悔するのも、行かずに後悔するのも自分。そして、どちらにしても責任を取るのも自分。だったら、本当にやりたいことをやった方がいいと」

 現役時代は185センチ100キロの体格を生かし、攻守ともに最前線で体を張るポジションのロックとして活躍。どんな戦況でも恐怖に負けず一番に飛び込む。その姿勢がお笑いにも活かされ、ラグビーのレフェリーや選手のモノマネなどオンリーワンのネタを常に臆することなく披露し、評価を得てきた。

「自分は大学を出て、さらに5年働いてから芸人になってますんで、同期に比べたら歳も取っている。これでもかと、前へ前へと行かないと見つけてもらえない。元来、器用でもないですし(笑)。とにかく誰よりも一番に飛び出す。そして、前に出る。これはラグビーから教えてもらったことです」


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