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“永遠に終わらない”砂防工事に挑む38段のスイッチバック 国交通省立山砂防工事専用軌道
鉄道
2019/06/09 08:00
国土交通省立山砂防工事専用軌道は、富山県立山町の千寿ケ原(せんじゅがはら)から、立山カルデラの入り口にあたる水谷までの18キロを結ぶ。610ミリ幅の狭い線路を、小さなディーゼル機関車が作業員や資材を載せたトロッコを引いて行き来する。険しい地形を克服するため、途中には合わせて38カ所ものスイッチバックと18の橋梁(きょうりょう)、12のトンネルが設けられている。開業は1929年、それから90年間も工事用の軌道が現役で動き続けているのは、立山の砂防が“永遠に終わらない”工事だからだ。
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