2つめは、浮世絵やキャラクター、名前などのイラストがプリントされている「デザインコンドーム」だ。装着した際、ゴムの中央部に帯状に印字が位置するようにプリントされている。コンドームを購入する際に「恥ずかしい」という声があったことから、デザイン性をもたせることで、そこに関心をひいてもらうことが狙い。浮世絵などは訪日外国人を意識したものだ。現在20種類ほどのデザイン案が挙がっており、販売店からの意見や利用者らからも意見を募って、今後も検討を重ねる。価格は未定だが、夏ごろからの販売を検討しているという。
「ユニークなアイデアで、少しでも多くの人に関心を持ってもらうことが狙いです。近年の性感染症の増加を受け、社内で解決策を真剣に考え、バカバカしいものを製作しました」(前出の担当者)
性感染症の拡大抑止へ、デザインコンドームは救世主となるのだろうか。
(AERA dot.編集部/井上啓太)