二階堂ふみが二面性魅せる「翔んで埼玉」と「姫川玲子」の勝敗 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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二階堂ふみが二面性魅せる「翔んで埼玉」と「姫川玲子」の勝敗

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演技力には定評あり。二階堂ふみ (c)朝日新聞社

演技力には定評あり。二階堂ふみ (c)朝日新聞社

■「年齢が原作のイメージとは違う」と不評の声が

 現在放送中のドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系)で主人公の姫川玲子を演じている二階堂ふみ(24)。同作は2010年に放送された竹内結子主演「ストロベリーナイト」のリメイクだが、原作の姫川がアラサ―だということに対し、「二階堂ふみじゃ若すぎる」「やっぱり前作のほうがよかった」との意見がSNS上で飛び交い、酷評されている。視聴率も初回は7.8%で、2話以降も6%台と低空飛行が続く(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

【写真】表情にドキッ!?ちょっぴりセクシーな衣装で週刊朝日の表紙を飾った二階堂ふみ

 評判はあまり芳しくないようだが、民放ドラマプロデューサーは「回を追うごとに二階堂さんの演技が素晴らしくなっており、もっと評価されるべきだ」と語る。

「たしかに原作の姫川よりも若いので、当初は違和感がありましたがドラマも終盤に差しかかると彼女の鬼気迫る演技に称賛の声も増えつつあり、実際に原作ファンの間でも『よくぞリメイクしてくれた』との声が多い。前作で映像化されていなかったパートも今回のドラマでは扱われるそうですし、竹内結子さんとはまた違った新しい姫川が仕上がりつつあるので、原作ファンとしては文句を言いつつも見たくなるドラマなのではないでしょうか。二階堂さんはまだ24歳。女優として脂がのり始めた時期であり、時折見ていてハッとするような美しくも哀しい表情をするのがとてもいい。『アラサ―の女刑事』という役柄的にはたしかに違和感があるかもしれませんが、今後シリーズ化や映画化が決まれば、もっと役に近づいていける。長期的視野で見ればまさに適役かと思います」

 累計400万部を誇る小説「姫川玲子シリーズ」はテレビドラマだけでなく、竹内結子主演で2013年に映画化された「インビジブルレイン」が21億円超の興行成績を記録するなど大ヒットを飛ばした人気タイトル。未映像化作品もまだ多く、原作小説も完結してないことから、たしかに長期的なシリーズ化を狙いたいというフジテレビの思惑があるのも頷ける。

「低迷が続くフジテレビにおいて、『踊る大捜査線』や『ガリレオ』に続く“刑事モノ”をヒットさせるというのは悲願ともいえるミッション。しかし、前作では小出恵介が捜査班のひとりとして出演していて、スペシャルの短編では主演もしています。未成年との飲酒と不適切な関係を持ったとのことで事務所をクビになった小出が刑事役として出てくるドラマをしれっと再放送なんてしようもんなら、炎上必至ですからね。とはいえ、原作は累計400万部超えの人気小説をこのまま眠らせておくのももったいない。今回のリメイクは、小出によってケチがついた人気ドラマシリーズをロンダリングし、新しい刑事モノとして生まれ変わらせるという意味合いもあったと思います」(前出のプロデューサー)


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