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「JYJ」ユチョン逮捕の衝撃 それでも「信じ続ける」K-POPファンの複雑胸中

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韓国の男性アイドルグループ「JYJ」のメンバー、パク・ユチョン容疑者(c)getty Images

韓国の男性アイドルグループ「JYJ」のメンバー、パク・ユチョン容疑者(c)getty Images

■否認から一転、違法薬物使用を認める

 2019年4月26日、韓国の男性アイドルグループ「JYJ」のパク・ユチョン容疑者が麻薬の使用容疑で逮捕された。これまでに3度にわたり、覚せい剤1.5gを購入。元恋人とともにその一部を5回にわたって使用したという。その後、29日の取り調べでさらに2回、使用したと自白した。

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 ことの発端は、ユチョン容疑者の元恋人、ファン・ハナ容疑者が4月4日に麻薬使用容疑で逮捕されたことだ。その際に「2015年に初めてヒロポンを使用、中断したあと、2018年に芸能人の知人A氏のすすめで再び使用することになった」と供述したのだ。

「A氏」が誰なのか、臆測が飛び交うなか、4月10日にユチョン容疑者は記者会見を開き、自分はA氏ではないと無実を訴えていた。

 自主的に会見を開いたのだから、覚せい剤を使用していないのだろう、ユチョンもとんだとばっちりを食らったなあと、ファンのみならず多くの人が感じた。しかし4月22日にユチョン容疑者の体毛から薬物の陽性反応が出たのだ。

 陽性反応が出たにもかかわらず、彼はその後も容疑を否認し続けていた。

 しかし、逮捕後の4月29日に一転、薬物の違法使用を認めた。「自分自身を手放すのが怖かった」と供述したと伝えられた。

 それにしても、意味不明なことが多すぎる。なぜあんなに堂々と会見をして無実を訴えたのか? なぜ陽性反応が出ても容疑を否認し続けたのか? そしてなぜ、3週間近く否定してきたことをいきなり認めたのか?

■やり場のないファンの気持ち

 歌手、俳優として日本でも大人気だったユチョン容疑者。日本のファンも毎日生きた心地がしなかっただろう。ネット上での反応を見ると、当然ながら「失望した」「あきれた」という声は多い。

 しかし一方で、「まだユチョンを信じている」と発信し続けるファンも少なからず見られた。少しでもユチョン容疑者にとって有利な記事(自白を迫られた、拘束捜査による人権侵害など)を取り上げて、彼を擁護しようとする人もいる。

 違法な薬物使用が事実ならば、それは罪であり、法で裁かれるべきである。外野からすると「何を言っているんだ」と思うだろう。ただ、筆者もK-POPオタクなので、仮に科学的に証明された動かぬ証拠が出たとしても、どうにか擁護したくなるファンの気持ちはわからなくはない。彼女たちの心情は100%否定も、100%肯定もできない。日頃感じていることであるが、アイドル(芸能人)はファンのことを救ってくれるのに、ファンはアイドルに対してなにもしてあげられない。むなしいのだ。

 ユチョン容疑者は今年3月に日本でソロツアーを開催していた。ツアーの締めくくりには、ファンに向かって「僕はこれからもずっと、みなさんのそばにいます。心から愛しています」とコメントしていた。彼は今、何を思っているのだろうか。(文/mao)


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