樹木希林、広田レオナ、キムラ緑子…芸能人に学ぶいろいろな「夫婦の形」 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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樹木希林、広田レオナ、キムラ緑子…芸能人に学ぶいろいろな「夫婦の形」

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高梨歩dot.
樹木希林 (c)朝日新聞社

樹木希林 (c)朝日新聞社

■息苦しくなり、離婚するも老後に復縁したケースも

 昨年9月に亡くなった女優の樹木希林(享年75)の名言を集めた新書「一切なりゆき 樹木希林のことば」(文藝春秋)の売れ行きが好調だ。同書には過去に発行された雑誌記事から厳選された、彼女のユーモアを交えつつも深みのある154の言葉が並ぶ。昨年末には初版5万部から22万部に大増刷され、1月21日付のオリコン週間“本”ランキング(集計期間:2019年1月7日~1月13日)では、総合1位に輝いた。

 「生きること」「家族のこと」「病のこと、カラダのこと」など、章ごとにテーマ分けされた同書には、夫・内田裕也氏(79)とのエピソードも収録されている。40年以上にも渡る二人の別居婚は、彼女の逝去時に改めて注目を浴びた。

 過去には内田が樹木に無断で離婚届を提出し、樹木が離婚無効の訴訟を起こし勝訴したことや、内田が不祥事を起こした際は樹木が自宅で記者会見を行ったこともある。さまざまな紆余曲折を経たふたりだが、「夫婦」という関係性が変わることはなかった。

「樹木さんは左目の網膜剥離や乳がんを患ったあと、内田さんに謝罪をしたと雑誌の取材で語ったことがあります。死を突き付けられ、ガラリと心境が変わり、すべてを謝ろうと思ったそうなんです。若いときは喧嘩ばかりを繰り返したのに、樹木さんが頭を下げるようにしたら、内田さんは実はやさしい人だったことに気づいたそうです。一方の内田さんは、樹木さんの死去を受け、『見事な女性でした』とコメントを発表しました。別居婚という形はとりつつも、おふたりにしかわからない夫婦の深い愛があったことがわかり、SNS上などを中心に感動したという声が多くあがりました」(テレビ情報誌の編集者)

 内田&樹木夫妻は“別次元”と言えるかもしれないが、芸能界には世間では型破りと思われるような関係を保つ夫婦も多い。例えば、バイプレイヤーとして映画やドラマに大活躍中の女優・キムラ緑子(57)。彼女は演出家のマキノノゾミ(59)と2度の結婚をしている「元サヤ婚」組だ。

「劇団M.O.P.で主宰者と看板女優という間柄だったおふたりは、1992年に結婚。しかし、2005年に離婚します。その理由をキムラさんは芝居をやっていると朝から晩まで一緒だと語っています。仕事場でも自宅でもずっと一緒だったことが息苦しく、一人の時間がほしいと思うようになり、彼女から離婚を切り出したそうです。ところが5年後、老後に劇団で作った作品の映像をマキノさんと一緒に見て『楽しかったね』ともう言えないのかと考えだしたといいます。マキノさんの存在を『もったいない人かも』と思い直し、キムラさんから復縁を願い出たそうです」(前出)

 キムラは離婚を経験した現在の関係の方が「いい感じ」だとウェブ媒体の取材で明かしている。同じ家にいてもたまに会うだけで、束縛をしない。「いい具合に一人」なのだそうだ。


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