NGT48の山口真帆(23)の暴行被害を巡る問題は、もはや制御不能となっているようだ。

NGT48 山口真帆の心境は…

HKT48の指原莉乃(26)が、13日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』に出演し、NGT48の山口の騒動について「運営側のすべての対応がひどかった。全てが間違っていた」と訴えた。

 山口のSNS告発で事件を初めて知ったという指原は、組織で「誰が最初にコメントを出すのかきちんと仕切らないと」とも苦言を呈した。

 芸能レポーターの石川敏男さんはこう指摘する。

「山口さんが事件に複数のメンバーが関与している可能性がある、とSNSで訴えた当初、運営側は否定していましたが、騒ぎが大きくなったら一転。メンバーが犯人に山口さんの帰宅時間を教えたと関与を認めました。さらにコンサートで山口さんが一連の騒動を謝罪しましたが、これにも批判が殺到しました。襲った犯人らは不起訴となり、早々に幕引きを図った運営側の対応に納得していなかった山口さんが自発的に謝ったとは考えにくい。NGTの仕切りが悪すぎてメンバーらが疑心暗鬼になり、もう収拾がつかなくなっています」

 そしてNGT48の太野彩香(21)と西潟茉莉奈(23)は13日未明、ほぼ同時刻にツイッターを更新し、<私は事件に関与していません>とつづった。「事件」とは山口の被害を指しているとみられる。

西潟は<私は今回の事件に関与していません。話を聞きたいと言われ、新潟警察に行きました。警察の方に携帯を預け、お話をしました。(略)ご心配をおかけし、お騒がせして申し訳ありませんでした>と記している。

 太野も<事件に私は、関与しておりません。事件後何が何だかわからないまま、名前があがり、何も説明を受けないまま警察に行き、ありのままを答えました。私と、私の家族、親戚までも身の危険を疑わせる言葉も目にし、今もまだ生きてる心地がしません>と危機感を訴えている。

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防犯ベルでは解決にならない