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「撮り鉄」にカメラを向けられた車掌のホンネは? 「事故になれば駅員の責任…」

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吉川明子dot.#アサヒカメラ#ライフ
伊藤功一さん/京王電鉄の元車掌。現役時代から鉄道写真を撮り続け、鉄道雑誌で誌面を飾ったことも多数。現在は「鉄路フォトグラファー」

伊藤功一さん/京王電鉄の元車掌。現役時代から鉄道写真を撮り続け、鉄道雑誌で誌面を飾ったことも多数。現在は「鉄路フォトグラファー」

 伊藤さんは自身が長年の鉄道写真愛好家だからこそ、彼らの気持ちがわかるものの、一方で鉄道マンとして安全第一と定時運行の重要性も身にしみている。

「定時運行と安全は同一。撮り鉄のルール違反によって遅れが生じると、車掌は定時に戻そうと焦ります。駅間の運転速度はすべて決まっていますから、駅での乗降時間で短縮して戻すことになる。しかし、この焦りが予期せぬ事故につながりかねないのです」

 若いころは無遠慮に人にカメラを向けて撮影していたこともあるという伊藤さんだが、相手に怒鳴られて、自身の振る舞いを反省した経験がある。

「私もそうなのですが、人と鉄道というテーマで撮りたい人も多いでしょう。運転士や車掌に声をかけるのは難しいとは思いますが、停車時間が長いときなど、一言かけてから撮るだけでも違うのではないかと思うんです」

(文/吉川明子)

※アサヒカメラ特別編集『写真好きのための法律&マナー』から抜粋


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