本田圭佑が挑むカンボジアサッカーの現実…平均月収はゼロ~6万円、平均観客300人のチームも【元川悦子】 (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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本田圭佑が挑むカンボジアサッカーの現実…平均月収はゼロ~6万円、平均観客300人のチームも【元川悦子】

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本田圭佑 (c)朝日新聞社

本田圭佑 (c)朝日新聞社

 オーバーエイジ枠での2020年東京五輪出場を視野に入れ、8月6日にオーストラリア1部のメルボルン・ビクトリーと1年契約した本田圭佑。その彼がカンボジア代表の事実上の監督に就任するという驚きのニュースが飛び込んできたのは、メルボルン契約6日後の12日のことだった。指導者ライセンスを持たない本田は「ヘッド・オブ・デリゲーション(代表団のトップ)」の肩書でカンボジアサッカー協会からチーム編成と指揮の全権を与えられたのだ。

「こういった形の契約は世界どこを見ても初めてだと思う。私にとって初めての監督業になる」

 本人もプノンペンでの会見でこう語ったというが、実際にどのようにチームをマネージメントするかというのは未知数だった。そんな本田が初采配となる9月10日のマレーシアとの親善試合に向け、3日に現地入り。ナショナルオリンピックスタジアムでの初練習に参加し、約200人の観衆と日本とカンボジアから大挙して集まったメディアが見守る中、選手に指示を送り、メモを取りながら紅白戦を見守ったという。

 今回のメンバーは平均年齢20代前半。2015年11月に2018年ロシアワールドカップアジア2次予選で日本代表と戦った時に主力だったFWクオン・ラボラビーは外れ、FWチャン・ワタナカはケガで招集見送り。若手中心の構成になっているようだ。オーストラリアで選手生活を送っている本田は普段、カンボジアにいないため、2017年7月からパーソナルアシスタントを務めるアルゼンチン人のフェリックス・アウグスティン・ゴンザレス・ダルマス氏が登録上の監督となり、毎週のリーグ戦を回って選手をチェック。本田に逐一、報告を入れて、今回の選手選考を行ったと見られる。

「2015年11月の日本戦で10番をつけていたソクンペアのように、以前から代表に名を連ねている人もいれば、今季リーグ戦で活躍している新たなタレントも入っている。今までチャンスをもらえなかった選手たちにとっては非常にモチベーションが高いと思います」



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