生き残るために…苦境のグラドル、過酷なインスタの戦い (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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生き残るために…苦境のグラドル、過酷なインスタの戦い

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今市新之助dot.

グラビアアイドルの鈴木咲 (c)朝日新聞社

グラビアアイドルの鈴木咲 (c)朝日新聞社

 ほしのあき(40)や雛形あきこ(40)、熊田曜子(35)などのグラビアアイドルたちが雑誌の表紙を飾り、本格的にテレビバラエティーを席巻した1990年代から2000年代。小池栄子(37)や佐藤江梨子(36)などは、女優やMCとして現在も第一線で活躍している。だが、一方で、業界全体として見ると過去のような“グラドルの春”は過ぎ去り、厳しい冬の時代を迎えている。

 例えば、2月24日深夜の「ゴッドタン」(テレビ東京)で放送された「暴露連発! 腐りグラドル座談会」では、鈴木咲(30)、戸田れい(31)、金子智美(28)、清水あいり(25)、白川未奈(30)といった現役グラドルが出演し、現在の業界の苦しい状況を赤裸々に暴露した。グラビアを掲載する雑誌が激減したうえ、AKB48をはじめグループアイドルや“モグラ”(水着でグラビアにも登場するモデル)など、グラドル以外のグラビア露出が増えたため、グラドルの出演機会が減っているという。また、イメージビデオなどのDVDはどんどん過激になっている割に、ギャランティも減り、ギャンブルやギャラ飲み(報酬をもらって飲み会に参加する行為)などに手を出すグラドルも少なくないとのことだ。

 実際、今日では「グラビアアイドル」と名乗るのは、タレントとして不利になるという。青年漫画誌のグラビア担当はこう話す。

「撮り下ろしでグラビアを撮影する雑誌が減っている中で、あえてグラビアを名乗る意味が薄くなっている。モデルでも元アナウンサーでもたいてい水着グラビアをやってますし、そのほうが意外性があり、需要も高い。また、アイドルグループのグラビアであれば、熱心なファンが複数冊購入してくれるので、数字も見えやすい」

 グラドルに強烈な逆風が吹いているようだが、さらにこんな事情もあるようだ。前出のグラビア担当が続ける。

「グラビア雑誌に出ても、ギャラは安く、漫画誌や週刊誌は“PR”という名目で、本人はギャラがもらえないことも少なくない。DVDと撮影会の売り上げがほとんど、という感じだと、業界でも下に見られて、なかなかキャスティングで名前も上がってこないですね。逆に、筧美和子さん(24)は、グラドル的な活動も多いのに、モデルとして活動もあるし、バラエティー番組でも存在感を増しています。普段から水着となっている子が、洋服を着てテレビに出るには、相当トークを鍛えるなど、それなりの努力と才能が必要です」

 こうしたなかで、グラドルがテレビやCMで起用される一つの指標は、ツイッターやインスタグラムのフォロワー数だ。



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