カンニング竹山「僕がやられたと思った番組『ねほりんぱほりん』と『池の水』のある共通点」 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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カンニング竹山「僕がやられたと思った番組『ねほりんぱほりん』と『池の水』のある共通点」

連載「言わせてもらいますけどね!」

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カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/写真部・小原雄輝)

カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/写真部・小原雄輝)

 この前、夜にテレビを見ていて、チャンネルをパチパチ変えていたら、どこも同じようにクイズ番組をやってたんですよ。クイズ番組が嫌いとかじゃなくて、どこも一緒なんじゃ「つまんないなー」と思う人がいるのは当然だよなと思った。その中で違うことやってたら誰か見るんじゃないの?

 こういうものが流行りましたっていうと、どの局もみんなそれやりがちでしょ。このタレントが数字を持ってるからとか。いまはチャンネルが多いし、ネットもある。話題になったテレビ東京の「池の水ぜんぶ抜く」も、重箱の隅をつつくような内容だけど、作り手の情熱がありますよね。そういえば、僕の実家の近くの池も10年に1回ぐらい水を抜いてて、それを見に行くのがとっても面白かったのを覚えてる。鯉を取ったり、犬の骨とか出てきたり。だから新築のときの餅まきとかも番組になるんじゃないか(笑)

 そういう発想を実際に番組にしちゃう作り手の熱ってすごく大事。頭のいい人向けのお勉強になるものだけじゃなくて、ものすごいバカなことやってるけど結果的に勉強になるものもあるでしょ。凝り固まった考えでは番組になんないかもって思っちゃうことが、実は面白かったりするんじゃないかな。

 テレビの危機って言われるのって、経済と同じで「悪い」って言われると悪くなる面があると思う。それにテレビはまだ影響力がある。万人が見てるからこれができないとか、スポンサーさんにクレーム来るからダメだとかって言われるけど、スポンサーさんも一視聴者でしょ。そこはスポンサー側にもちょっと勇気が必要なんじゃないかと思いますけどね。「ぶっちゃけ肉より高い。」っていうコンビーフ(ノザキ)の自虐キャッチコピーがツイッターで話題だったけど、ああいうの素晴らしいと思う。おお!買おうと思いましたよ。

 ためにならないテレビっていうのも面白いと思うし、バカバカしさがあってもいいと思う。この前、「ナイトスクープ」で視聴者の依頼を受けてロケするコーナーで、「炭酸飲料をたくさん飲んだ後のゲップと、お尻から空気を入れたオナラはどっちが我慢できるんですか」っていう投稿があったんで、実験したんですよ。バカバカしいし、絵は汚いけど、これも勉強じゃないですか。


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