カンニング竹山「社会の高齢化が進んでも若手芸人は35歳が限界だと思うワケ」 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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カンニング竹山「社会の高齢化が進んでも若手芸人は35歳が限界だと思うワケ」

連載「言わせてもらいますけどね!」

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カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/写真部・小原雄輝)

カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/写真部・小原雄輝)

 結局、学校入ったとしてもネタを作るのは自分の頭。学校では、作り方を教えてくれるところもあるだろうけど、それ聞いたってネタって作れないから。

 若手にとっては名刺代わりになるのはネタしかないんだけど、どんなに時間をかけても作れない人は作れないし、ネタは書けてもプレイヤーには向かない人もいるんですよ。演じきれてないというか。コンビの場合はネタ作んない方はツッコミがうまいとか、人付き合いがうまいとか、そういうバランスもあったりする。好きとやれるは別。現実はそうですね。

 僕らのコンビは僕がネタ書いてましたけど、20代とか全然クソつまんないネタしか書いてなかったし、芸人になって1、2年で人より才能が無いってすぐわかりました。だから、どこでどうカバーするか、どう戦うかを考えるわけです。

 今テレビに出ている芸人はみんなネタで上がってきています。ザキヤマだってM-1グランプリのチャンピオンだし、ブラックマヨネーズもアンジャッシュも。芸人は事務所が押しても売れないんですよね。本人たちが面白くないとバレちゃうから。だから若手がネタ作りから逃げると、道はないですよね。

 でも、吉本興業さん以外の関東の芸能事務所は若手が場数を踏むための劇場が少ないから、狙い撃ちでテレビを狙っていくしかないわけです。だからキャラモノが多かったりする。それでも出れればすごいことなんですよ。出てから学ぶことのほうが多くて、そこからパワーアップしていくから。

 18、19で学校入ってその後プロになれた子も、そっから3年ぐらいでいろんなことわかります。僕の世代なら、ビートたけしさんみたいになりたい、ダウンタウンさんになりたい、とんねるずさんになりたい、俺もなれるんじゃねーかと思って入ってくるけど、3日もすれば無理だなって気づきますよね。「やべーとこ来たな」って。

 でも3年ぐらいやってみて決めたほうがいい。逆に辞めるなら3年ぐらいで辞めたほうがいい。その辺はきっと会社に入って働き始めた人も同じ感覚があると思います。


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