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ソニーは再び世界を驚かせるか? クリエイティブの祭典「SXSW」で大注目の技術とは

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今回、ソニーの出展会場となったのは、SXSWのメイン会場であるオースティンコンベンションセンターのほど近くにある、リノベーションした廃倉庫

今回、ソニーの出展会場となったのは、SXSWのメイン会場であるオースティンコンベンションセンターのほど近くにある、リノベーションした廃倉庫

ボルダリング体験ブース

ボルダリング体験ブース

ウェアラブル型端末「MOTION SONIC PROJECT」のブース

ウェアラブル型端末「MOTION SONIC PROJECT」のブース

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の世界観に没入できる体験型アトラクション

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の世界観に没入できる体験型アトラクション

世界初披露となったデバイスを未装着で没入体験を楽しめる「IMMERSIVE SPACE ENTERTAINMENT (イマーシブ・スペース・エンタテインメント)」のブース

世界初披露となったデバイスを未装着で没入体験を楽しめる「IMMERSIVE SPACE ENTERTAINMENT (イマーシブ・スペース・エンタテインメント)」のブース

ソニー株式会社ブランド戦略部統括部長・森繁樹氏

ソニー株式会社ブランド戦略部統括部長・森繁樹氏

 3月10~19日にわたって米国テキサス州オースティンで開催された世界最大規模のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)。1987年に音楽祭として始まり、以降、毎年3月に開催されているイベントだ。現在は、ミュージック(音楽)以外に、フィルム(映画)、インタラクティブ(テクノロジー)、コメディーの4分門に分かれており、特にインタラクティブ部門は、世界中から集まるテクノロジースタートアップの“発掘市”の側面も強く、各社とも最先端の技術を披露している。

 そんな世界中の次代を担うスタートアップやグローバル企業がこぞって参加するSXSWに、近年日本企業が意欲的に進出している。今年もパナソニックやNTTがパビリオンを出展、さらに資生堂やパルコなどもブースを設けるなど、その傾向は加速しつつあるようだ。

 その中で今年、現地で大きな注目を集めたのがソニーの展示会場だ。

 出展会場には13のメニューが展示された。統一テーマは「THE WOW FACTORY」。ブースは単にテクノロジーの展示にとどまらない、さまざまな“感動体験”ができるよう工夫された。

 例えば、ボルダリング体験ブース。

 東京五輪の正式競技にもなるなど注目が高まっているスポーツボルダリングと、ソニーのムービングプロジェクター技術をかけ合わせたアトラクションだ。プロジェクターで投影されるのは、あのスパイダーマン。スパイダーマンとともに壁を登る体験は、まるで映画の世界に入り込んだような感覚を味わえる。スポーツとしてのクライミングに、エンターテインメント性を加味したインタラクティブ体験を提供した。

 さらに、身体の動きを音にするウェアラブル型端末「MOTION SONIC PROJECT」のブースでは、マイクと6軸センサなどを組み合わせて、動作の軌道や緩急、ゆらぎなどの身体の動きの情報を細かく取得し、それを音に変えたり、音楽を奏でたりすることができる。

 また視覚や聴覚に加えて、触覚技術を用いる事で映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の世界観に没入できる体験型アトラクションや、音楽を聴覚だけでなく触覚や視覚としても体感できる“共感覚スーツ”などが体験できるブースも用意。

 さらに、世界初披露となったデバイスを未装着で没入体験を楽しめる「IMMERSIVE SPACE ENTERTAINMENT(イマーシブ・スペース・エンタテインメント)」のブースでは、ドーム型のスクリーンに投影される映像と音響が、自転車をこぐ動作や椅子の回転や傾きに合わせて変化する没入体験を提供した。

 THE WOW FACTORYに込められた思いについて、現地会場入りしていた同社ブランド戦略部統括部長の森繁樹氏はこう語る。


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