犯人の候補として多くの声が上がっているのが、岩田剛典が演じる生方だ。これまで、さまざまな場面で幼なじみとして亜紀を支えてきた生方だったが、実はドラマの中で、母親が認知症を患っていることを明かしている。このことから、視聴者の間では「生方と生方の母親の共犯説」が浮上。「母親が認知症だからあの口笛を吹いていたとか」「犯人は生方コーチ! 知りすぎた隣人=よく知ってる 生方コーチと亜紀さんは昔、隣人同士だったからよく知ってる」などの声が上がっている。しかし、予告では生方が犯人らしき人物と揉み合うシーンもあり、「生方犯人じゃない説浮上?」といった声もあり、まだまだ判然としない。

 また、これに次いで多くみられるのが「阿相社長犯人説」だ。津田寛治が演じる阿相社長はタワーマンションの最上階に住む人物で、阿相一家と亜紀ら高野家は、同じマンションの住人同士の顔見知りでもある。阿相社長はイベント会社を経営しており、健一の仕事の取引相手でもあるのだが、彼には何やら裏がある様子なのだ。健一は仕事での恩を理由に、阿相社長の怪しいビジネスの手伝いをさせられたのだが、それはある少女を空港まで送り届け、男に引き渡す、というもの。空港でいかつい男に少女を引き渡すと、それと引き換えに渡されたのは札束。動揺した健一は阿相社長に説明を求めるも、にごされてしまう。前回は、そんな阿相社長の自宅に警察が令状をもって踏み込み、捜査するシーンもあった。

 視聴者からは「前に人身売買のシーンがあったから誘拐した子供を売って、お金にしてるとか?」と、阿相社長のビジネスから犯人と推測する声や、「第3話の阿相社長のズボンと犯人のズボンが一緒?」など、細かな点に注目した鋭い声も上がっている。

 さらには「生方が子供保護してたつもりが、実は弓子&阿相社長の売買に加担してた説」など、怪しいとされる人物たちの共犯説もあがっているほか、「警察のおじさんのほうが犯人ってことはないよな?」といった、あらゆる人物の名前が挙がっている。

 最終回を目前にしても、まだまだ見えない犯人の姿。誰が犯人にせよ、大きな話題になりそうだ。