医師でベンチャー経営にも乗り出した豊田剛一郎さん「医学部=医者ではない」 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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医師でベンチャー経営にも乗り出した豊田剛一郎さん「医学部=医者ではない」

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愛用のMacBook Air。医師らがつくるオンライン病気事典「MEDLEY」の監修をしている

愛用のMacBook Air。医師らがつくるオンライン病気事典「MEDLEY」の監修をしている

 留学する数日前に筆記試験を受けて、渡米してから面接を受けて内定をいただきました。医師を続けるかマッキンゼーで働くかを考えたときに、自分は、医療現場ではないところから医療に貢献できる人材になろうと思ったんです。

――マッキンゼーでは何をしていたのでしょうか。

 製薬や医療に関わる民間企業の戦略コンサルティングをやっていました。医師は病院だけしか見ていませんが、医療には企業や行政、保険といったいろんなプレーヤーがいます。

 そこを短期間で知ることができるのがコンサルです。欧米では民間のコンサル会社が政府の医療政策のコンサルティングをすることもあります。

 ただ、日本では難しくて、このままマッキンゼーにいても医療を変える仕事はできないかなと思いました。

――行政で働くのではなく、ベンチャーへ行ったのはなぜ。

 厚生労働省へ行くことも考えましたが、医療に関わるいろんなプレーヤーの歯車をまわすときに、ベンチャーしかできない役割があります。そっちのほうがおもしろそうだと思いました。

 瀧口浩平(メドレーの代表取締役社長)が小学校時代に同じ塾に通っていたことから、コンタクトをとるようになりました。やりたいことは一緒。瀧口から代表としてうちに来てほしいと誘いを受けてメドレーに参画しました。

――医学部を目指す人へのメッセージをお願いします。

 医師はすごくいい職業です。なって後悔したことはありません。ただ、医学部に入る=医師になる、とは考えてほしくない。

 医学部に入るのは歳時点でのひとつの選択肢であって、臨床や研究のほかにも、WHO、NPOなど選択肢はたくさんあります。自分は何をしたいのかを常に考えて、選んだほうがいい。


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