最優秀賞に選ばれた「信州上田豚(とん)とろ丼」は、豚ばら肉と野菜を砂糖やしょうゆで炒めてご飯に載せた丼で、市内5カ所のホテルや旅館、食堂で提供している。

 2位の真田丸賞に選ばれた「真田あゆ寿司(ずし)」は、アユのほぐし身をすし飯に挟みレタスで巻いた押し寿司のような形状で、つくりたてはもちろん、冷めてもレタスのシャキシャキ感がより感じられるさわやかな一品だ。3位の六文銭賞に選ばれた「野沢菜ホットドッグ」は、野沢菜と上田産えのきの組み合わせがウインナーとの相性抜群という、今までにない新しいホットドッグ。野沢菜のシャキシャキ感がくせになるのだとか。

 上田の名物といえば、「美味(おい)だれ焼き鳥」も忘れてはいけない。日本全国で食べられている焼き鳥だが、上田では甘辛いタレでなく「ニンニク醤油ダレ」をかけて食べるのが一般的なのだ。さらに、食べ方も少し変わっている。以前はニンニク醤油ダレが入ったコップがテーブルに置かれていて、そこに焼き鳥を直接入れて食べるという、串カツのような食べ方だった(もちろん二度づけ禁止で)。現在は、多くのお店では焼き鳥と一緒に美味だれの入った器が供され、客が自分の好きなタイミングで、好きなだけかけて食べるスタイルになっている。

 真田家ゆかりの上田を訪れるなら、新たな名物料理を楽しんでみてはいかがだろうか?

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