ココまでするの? 借入可能額を増やす“裏ワザ”を駆使する貧困層 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ココまでするの? 借入可能額を増やす“裏ワザ”を駆使する貧困層

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こんなに簡単に借入可能額を増やせるなんて…(イメージ)

こんなに簡単に借入可能額を増やせるなんて…(イメージ)

 収入を低く装う人ほど所得が高いという。その逆もまた真なりだ。収入を高く装う人ほど実はその収入は低い――そんな現実に迫ってみたい。

 1月4日から全国の税務署で平成27年分の確定申告の受け付けがはじまった。確定申告では、所得税の過払い分が納税者の申告によって還付される。還付金は所得税の支払いが多ければ多いほどその額も大きくなる。

 平たく言えば収入が多ければ多いほど還付金の額も大きくなるというわけだ。収入の少ない者は還付金を目当てに確定申告で収入を過大申告する。そのメリットはどこにあるのだろうか。

「消費者金融での審査が有利になるからです。年収が高ければ高いほど貸してくれる額も大きくなる。本当にそれだけの収入があるのか。これを証明するのが確定申告の書類だからです」

 こう語るのは神奈川県内に住むアユムさん(35)だ。九州の私立大学を卒業後、就職で上京。だが、中堅IT系企業に就職するも、社風になじめず退社。以来、ずっとコンビニ店員などアルバイトで生計を立てている。だが、30歳を超えるとアルバイトといえども採用は少なくたちまち生計は立ち行かなくなった。

「そこでクレジットカードについているキャッシング機能で5万円ほど借りました。でも収入がない。だから別のクレジットカードでまた借りて……ということを繰り返しました。借金の総額が30万円ほど増えたとき、さすがに怖くなってきました」(アユムさん)

 ここで頼ったのが消費者金融だ。安定した収入がないフリーターということもあり、とても借り入れはできないと思っていたが、意外にもあっさりと借り入れが認められた。


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