また、結婚に至るかどうかは家の間取りにも関係があるという。結婚した人は「2K・2DK・2LDK」の間取りが最も多く、半数近くを占めているのに比べ、結婚に至らなかった・至っていない人は「ワンルーム・1K」が31.1％で最も多いという結果に。さらに「既に別れてしまった人」に限定すると、「ワンルーム・1K」と回答した人が39％にも上ったのだ。

　確かにプライベート空間を確保できないのは、男女共に辛い状況といえる。それが原因でケンカになったり、ケンカをしても逃げ場がなかったりで、お互いの心が疲弊していくさまが目に浮かぶようだ。

　また、結婚までの同棲期間についても1～3年間が最も多く、それ以上になると結婚が遠のくという意見が多かった。「1年間暮らして、結婚するかどうか決める。ダメなら別れる」くらいの気持ちで始めないと、結婚に踏み切るのはなかなか難しいのかもしれない。

　結婚願望があり、同棲を始めようとしている人にとっては、「同棲前に結婚の意思を確認する」「間取り」「期間の設定」の3つが大きなポイントになるといえそうだ。