「写真界の豊川稲荷」で街おこしをしよう!

2013/03/25 16:12

 

ハービー・山口氏
ハービー・山口氏
とりたてて大きな産業や観光資源がない地域が、その街おこしのために「写真」のパワーを使う例は多い。毎年夏に全国の高校写真部から選ばれた代表が腕を競う「写真甲子園」で有名な北海道東川町。2001年からスタートした神奈川県相模原市の総合写真祭「フォトシティさがみはら」。こちらはプロ、アマとわずにそれぞれに門戸を開いた写真展を中核に据え、シンポジウムやトークショウなど市民が参加できるイベントを多く開催することで街の活性化に一役買っている。また、九州で「あしきた写真フェスタ」を開催する熊本県芦北町では、街をぐるりとバスで巡り参加者が撮影。翌日、展示・講評をするコンテンストなどもあり、まさに写真を通して街を再発見するイベントになっている。
 その他にも街おこしイベントとしてフォトコンテストを開催する地域、団体は日本全国にある、あなたの街、地域に元気がないなら、フォトパワーで盛り上げていくのはどうだろう。

 朝日新聞出版が発行する「アサヒカメラ」は、キリンビールの主力商品「のどごし<生>」の宣伝企画「夢の雑誌ドリーム」で「写真で街おこし」を提案している。
 全部で12の雑誌が参加するこの企画。それぞれの雑誌が得意のジャンルで「夢のある企画」を提案し、読者投票でどれを叶えてほしいか決めるというイベントになっている。
 
 「アサヒカメラ」の提案する“夢”は「著名写真家が撮る『わが街自慢』で街おこしをしたい!」
 写真家のハービー・山口さんが、当選者の街の名所・名物を撮影、作品や撮影の様子はアサヒカメラやAERAなどに掲載されるだけでなく、街おこし、観光誘致など、地域のPRのために使用可能というものだ。
 ハービー・山口さんは、山崎まさよしの写真集や、桑田佳祐、DREAMS COME TRUEなどのジャケット写真撮影など、コマーシャル写真で活躍するいっぽうで、被災地を取材し人々の笑顔を撮影した写真集を出すなど、幅広い写真活動をしている人気フォトグラファーだ。
 ちなみにハービーさんはいう。「芸能界では知る人ぞ知るですが、私がジャケ写を撮ると,そのアーティストが売れる、ビッグになるという伝説があります。写真界の豊川稲荷伝説です。一般のかたでも、私が撮影した直後に仕事が見つかったとか、様々のことが不思議なくらい上手く運ぶ様になった、などの報告があります」。
 「幸せを呼ぶ写真家」ハービー・山口さんに撮影してもらうこの“夢”。あなたの街でいかがですか?

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