AKB48や子役の活躍など、若い、というよりも幼い子たちが、芸能界で突然スターダムに上ることが珍しくなくなってきている。ダンスや歌などを、子供のうちから習うことが「普通」になりつつある様子を見ていると、今どきの子にとって芸能界はそう遠いものでもないのかもしれない。しかしこの芸能活動への道、決して「若い人」のみに限られたものではない。

 ハクビ京都きもの学院が運営する「きものクイーンコンテスト2013」は、着物を着た女性たちが美を競うコンテスト。注目すべきは応募資格で、「関東・静岡・長野在住、16歳以上のミス・ミセス」というだけで、年齢の上限は設けられていない。着物というと大人の女性が優雅に着こなす和物だけに、その門戸も広く開かれているのかもしれない。このイベント、ただ競うだけでなく、出場者たちは純粋に着物を着ることを楽しむ場としても盛り上がっているのとのこと。着物が好きで、そのコーディネートを披露したいという人たちにとっては貴重な機会のようだ。

もちろん、コンテストとしての魅力も十分にある。ミスに選ばれると副賞として海外旅行などが贈られるほか、きものモデルとして各メディアやイベントなどに出演することができる。さらに大きいのが、後援企業として芸能事務所のオスカープロモーションがついているということ。コンテストで「オスカープロモーション賞」に選ばれると、上戸彩や武井咲、米倉涼子らのいるオスカープロモーションに所属するチャンスが得られるのだ。もしかしたら、気軽に参加したつもりが大手プロダクションに……。ということもあるかもしれない。

このように、芸能界への道も日常生活の延長線上に見つかるようになってきた。芸能界が身近な存在になりつつあるのは、なにも若い人だけに限らないようだ。