新幹線の座席「2人席+3人席」の並び方が数学的にも理に適っている理由 (2/2) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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新幹線の座席「2人席+3人席」の並び方が数学的にも理に適っている理由

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横山明日希ダイヤモンド・オンライン
【図1】

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【図2】

【図2】

【図3】

【図3】

「トラブルが起きないようにセキュリティがかけられている。その厳重さがケタ数の多さだ」。そう考えている人は多いようです。しかし、Webサイトでの通信販売の決済時にはカード裏面にある3ケタの「セキュリティ番号」を求められます。裏面の3ケタがセキュリティ目的の番号なら、表面の16ケタの数字は何のためにあるのか不思議になりませんか?

 実は、Webサイトで16ケタの数字の入力を求めるのは「入力画面の前にいる人物が、そのカードを手にしている人かどうか」の確認のためなのです。もちろん、「PCやスマートフォンがあなたを監視している」わけではありません。その確認はとても単純な仕組みによって行われています。

 16ケタの番号には、それ自体に機能が隠されています。「チェックサム」と呼ばれるもので、決められた番号配列のルールと異なる数字を入力すると「検出不能=入力間違い」としてエラーになる仕組みです。

 つまりカード番号を入力した時点では、その番号とあなたの登録個人情報を照合して確認しているわけではなかったのです。エラーは、単純に「ちゃんとカードを見て、正しい番号を入れて!」と、入力のやり直しを求めているのです。

 自分も気づかない入力ミスが、なぜ「ばれる」のか、ちょっと不気味でもありますね。それは、16ケタの番号が「ルーン・アルゴリズム」という数学的なルールを持った仕組みで決められた配列になっているからです。

 人間には少々手間のかかる計算ですが、Webサイト上の入力画面に組み込む機能としては軽いデータで済む仕組みです。その場で人為的な「入力ミス」を判断し、「ちゃんとカードを見て!」「本当にカード番号を知っていますか?」という意味でエラー表示を出していたということです。

 このように、数学は意外と身近な所にも潜んでいるのです。「これが将来何の役に立つのか?」と思いながら数学を勉強している学生たちも、数学のおもしろさ・奥深さを知ればきっと、“ハマる”ことができるはずです。

(横山明日希:math channel代表)

訂正 記事初出時より以下の通り訂正しました。 タイトル:新幹線の座席が、2人席と3人席の並びになっている深い理由→新幹線の座席「2人席+3人席」の並び方が数学的にも理に適っている理由(2020年9月30日15:55 ダイヤモンド編集部)


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