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ツイッターと女子、1200円。

文・内藤みか

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 ジャーナリストの渋井哲也さんが「ツイッターと女子」というトークイベントを開いた。ツイッターという140字しかかけないミニブログがかなり普及してはきたけれど、女性達がどのように利用しているかというナマの声をききたいという趣旨で企画されたという。

 女子というには少しトウがたってしまっている私だったが、女子大生さん、NGO運営者さん、メガネ専門ライターさんとご一緒させていただき、女子ならではのネットの使い方などについて話してきた。

 男性は自宅の住所や携帯の番号も堂々とネットに明かしている人もいるけれど、女性は伏せることが多い。それは女性というだけで無差別にナンパメールを送ってくる人の存在があるのかもしれない。

 最近はGPSの普及で、ボタンひとつで「自分が今どこにいるか」をネットで発信することができる。飲み屋さんなどの位置を知らせると、近くにいる誰かが不意に現れて一緒に盛り上がれるというハプニングもあり、かなりリアルタイムで楽しめるのだけど、私も含め、女子のみなさんは、この位置情報は極力使わない主義だった。

 なぜならばボタン操作を間違えて、あやまって部屋でくつろいでいるときもGPS機能をオンにしてしまい、自宅の場所をネットで発信してしまいかねないからというのもあった。私も自分がミスしてしまいそうでこの機能はよほどの事情がない限り使わない。

 女子の一部には、最寄りの駅名くらいはいいじゃない?という考えの持ち主もいた。私は子どもがいて、子どもの学校がわかってしまうかもしれないので駅も明かしてはいないけれど、確かに特にその地域で活動しているわけでないならいいのかもしれない。

 とはいえ私の友人知人には、自宅の窓からの画像をブログに貼ったら「あなたはこの辺りに住んでるでしょ?」と言われてゾッとした経験を持つ人や、あやうく自宅の情報をネットに公開されそうになった人もいた。不特定多数に情報を発信するのでプライバシーをどこまで明かすかはこれからも多少気をつけなくてはならないと思う。

 でもなぜ自宅を女子は隠すのだろう。それはもちろん静かに暮らしたいというのもあるだろうけれど、私の場合は、「すっぴんで辺りをうろついているので、恥ずかしいから」だったりする......。
  


(更新 2010/5/27 )


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プロフィール

内藤みか(ないとう・みか)

 小説家、エッセイスト。山梨県出身。デビュー当時「ケータイ小説の女王」の異名をとリ、現在も電子書籍サイトのダウンロードランキング常連。「年下男恋愛」「イケメン」についてのコンテンツを作り続け、「イケメン評論家」としても活動。近年はイケメン恋愛ゲームのシナリオや、芝居の脚本も手がけるように。『夢をかなえるツイッター』などSNSに関する著作も。近著に『誰も教えてくれない Facebook & Twitter 100のルール』。twitterアカウントは @micanaitoh

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