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わが家の次女は、ウェルシュコーギーの小春(写真)です。同じくコーギーの雌・ララが、一昨年夏に13歳で天国に旅立った後、2代目としてやって来ました。
ララが亡くなってしばらくは喪に服していた私ですが、再び犬を飼いたくなりました。妻と長女の冷たい視線を受けながら奮闘した末、昨年の5月、ようやく念願の小春を家に迎えることに成功したのです。
ペットショップで初めて対面したとき、生後2カ月弱の小春は何ともワルそうな顔つきでした(それは店の人も認めていました)。しかし、元気そのものなので、子犬ならこれくらいやんちゃなほうがいいと思い、この子に決めたのです。
家に連れてきて数時間はおとなしかったのですが、少し慣れるともう大変。サークルの中を所狭しと駆けずり回るわ、ウンチ・オシッコはその辺にし放題だわ、トイレシートはかじってビリビリにするわ……。
散歩デビューしたのはいいけれど、むやみにリードを引っ張り主人を翻弄する、遊んであげようとすれば手足にガブガブ噛みつくという具合で、女の子というより遊び盛りのやんちゃ坊主といったところです。
そんな小春ですが、昼間は独りぼっちでお利口にお留守番をしている様子です。また、毎朝私が散歩に連れていこうとサークルに近付くと、すでにお座りして大きな耳をピンと立てて待っている姿が可愛い。
話しかければ「うん」と返事をしているような表情をするし、言っていることがわからなければ、首をかしげて「?」という顔をするのです。すやすやと寝ているときの顔はまるで天使のよう。仕事の疲れも吹っ飛んでしまいます。
一日も早く「小春坊主」が「小春さん」になってくれることを期待している今日このごろです。
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