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九州戯曲賞の選考会に行ってきました。
九州地方で活躍している劇作家を対象に行われているこの戯曲賞も、今年で三回目。
最初に比べれば慣れてきた感はあります。
去年までサラリーマンだったこともあり、劇作家協会などのように他の劇作家のみなさんと一緒に何かをするという機会は、この選考会に参加するまでは、ほとんどありませんでした。
他の劇作家のみなさんはどういう読み方をするのだろう。意見が合わずに激論になったりするのだろうかと、最初の年は、かなりドキドキして選考会に臨んだのを覚えています。
でも、ふたを開けてみれば、実に面白かった。
自分たちが作っている作品の方向性こそ違え、候補作に関しての意見はおおむね変わりないことがわかったこともあります。僕が「書けていないな」と思う部分は、だいたい他の人たちにとっても書けていないという意見でした。
僕には理解できないタイプの作品を、他の作家が自分には持ち得ない視点から読み解いていくという場面もあり、新鮮な体験でした。
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