U2のアダム・クレイトン、フェンダー初となるシグネイチャー・アンプが発売
U2のアダム・クレイトン、フェンダー初となるシグネイチャー・アンプが発売

 U2のベーシストであり、バンド創設メンバーのアダム・クレイトンからインスパイアされ開発したシグネイチャー・オールチューブ・ベースアンプ『Adam Clayton ACB 50 Bass Amp』が、フェンダー公式オンラインショップ及び全国の正規取扱店にて発売された。

 45年以上もの間、アダムのメロディックな演奏は音楽歴史に名を冠したアルバムや人気曲の基礎を築き、世界中の数多くのベーシストにインスピレーションを与えてきた。『Adam Clayton ACB 50 Bass Amp』は、ウォームで豊かなハーモニクスが特徴の極上のチューブサウンドと、よりモダンなハイファイでフラットEQトーンの両方を、クラシックなフェンダーのルックスでまとめ上げたコンパクトなコンボアンプで、これまでのベーシストとしての功績とアダム特有のサウンドとスタイルを称えるものとなっている。

 『Adam Clayton ACB 50 Bass Amp』は、クラシックなフェンダーサウンドと、フラットEQのモダンなハイファイトーンを奏でる二つの異なるチャンネルを備えており、スタジオ、クラブ、アリーナなどあらゆる規模の会場とあらゆる音楽シーンに対応するサウンドを実現し、すべてのベーシストに最適なトーンを提供するアンプとなっている。ブラックテクスチャービニール、クロムパネル、チキンヘッドノブ、エイジドシルバーグリルクロスといったスタイリングは、世界中のプレイヤーに愛される伝統的なフェンダーアンプのルックスを踏襲している。そして、太くパワフルなサウンドを際立たせる軽量なEminence(R) 15インチネオジムスピーカードライバーを搭載し、XLRラインアウトにより、上質のトーンを自宅のレコーディング設備やライブ会場のFOHに送る。なお、シグネイチャー・ベースアンプの発表は、40年以上に渡るフェンダーのブランド史上初となる。

 アダム・クレイトンは、「このアンプは、フェンダーと共に全力で作り上げたものでとても誇りに思っているよ。初期の頃、自分好みの歪んだミッドレンジサウンドが得られるアンプを見つけるのがすごく難しいと感じたんだけど、このアンプはそれを見事に実現してくれる。それに汎用性も高く、移動が多い人や練習する場所が限られている人にはもってこいのアンプになっているよ」とコメントしている。

 FMIC開発最高責任者ジャスティン・ノーヴェルは、「アダム・クレイトンは、まさに音楽界のアイコンであり、今回、彼と一緒に仕事できたことを大変光栄に思います。このアンプは、我々が初めて手がけるシグネイチャーベースアンプ、そしてフェンダーが40年以上にわたって初めて製作するオールチューブベースコンボとなります。このプロジェクトはとてもエキサイティングな試みで、特別な製品にするために惜しまず努力をしてきました。プロのためにプロによって設計されたこの製品は、クラシックなフェンダーの外観に現代的なスタイルと、デュアルチャンネルや軽量なEminenceスピーカーといった機能のユニークな組み合わせを持ち、多くのベーシストから絶大な人気得ることは間違いないでしょう!」と話している。

◎商品情報
Adam Clayton ACB 50 Bass Amp
253,000円(tax incl.)
フェンダー公式オンラインショップ、全国のフェンダー公式取扱店にて販売