シザ、米ビルボードによる2023年の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に決定
シザ、米ビルボードによる2023年の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に決定

 米ビルボードが選ぶ2023年の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>としてシザが表彰されることが明らかになった。2022年にはいくつものトラックをTikTokでバズらせ、【グラミー賞】を初受賞、そして2ndアルバム『SOS』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で7週1位を記録するなど、他の追随を許さない活躍ぶりが評価された。

 この栄誉は、2023年3月1日に米ロサンゼルスのハリウッド・パークにあるYouTube Theaterで開催される2023年のセレモニーで授与される。このイベントでは、音楽業界や地域社会、そしてそれ以外の場所への貢献が認められたトップクラスの女性アーティスト、プロデューサー、エグゼクティブが表彰される。

 米ビルボードのエディトリアル・ディレクターであるハンナ・カープは声明で、「2017年にシーンに登場して以来、シザはジャンルに逆らい、生々しくパワフルな楽曲を継続的にリリースし、米ビルボードのチャートに自身の楽曲を送り込みました。最新アルバム“SOS”のリリースは、コンテンポラリーR&Bにおける明確な力として彼女を確固たるものにし、スーパースターダムへと押し上げました。我々は<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>として彼女を称えることが待ち遠しいです」とコメントしている。

 2017年、シザはメジャー・デビュー・アルバム『コントロール』を発表し、その生々しく正直な歌詞と、甘いボーカルとの組み合わせが大絶賛された。このアルバムは米ビルボードの“Top R&B Albums”チャートで1位、“Top R&B/Hip Hop Albums”チャートで2位、Billboard 200では3位をそれぞれ記録し、アメリカレコード協会(RIAA)から3xプラチナ認定を受けるまでになった。『コントロール』は発売以来Billboard 200にランクインし続けており、黒人女性アーティストのデビュー・アルバムとしては最長記録(295週、継続中)を保持している。

 それから5年の間に、シザはドージャ・キャットとのコラボ曲「キス・ミー・モア」で【グラミー賞】の<最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)>を受賞し、米ビルボードの【2019 ウィメン・イン・ミュージック・アワード】で<ルール・ブレイカー賞>を受賞している。

 2022年12月9日に彼女は待望の2ndアルバム『SOS』をリリースした。同作はBillboard 200で初登場1位を獲得し、彼女にとって初のNo.1アルバムとなった。発売週に全米で4億回以上のストリーミング再生数を記録し、女性アーティストとして2位、全アルバム中では2022年に3位のストリーミング回数を記録した。

 現在シザは、今年初のアリーナ・ツアーを控えており、米ビルボードの【ウィメン・イン・ミュージック・アワード】授賞式の少し前の2月21日に米オハイオ州コロンバスで開幕する予定だ。

 過去の米ビルボード<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞者は、オリヴィア・ロドリゴ(2022年)、カーディ・B(2020年)、ビリー・アイリッシュ(2019年)、アリアナ・グランデ(2018年)、セレーナ・ゴメス(2017年)、マドンナ(2016年)、レディー・ガガ(2015年)、テイラー・スウィフト(2014年)となっている。