【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ダーク首位返り咲き、ジャック・ホワイト初登場4位

2022/04/18 13:43

【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ダーク首位返り咲き、ジャック・ホワイト初登場4位
【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ダーク首位返り咲き、ジャック・ホワイト初登場4位


 リル・ダークの『7220』が2週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
 3月26日付で1位に初登場した『7220』は、翌4月2日付で2位にダウンした後、9日、16日と3週同位をキープして、今週4週ぶりに首位へ復帰した。とはいえ、週間ユニットは前週から8%減少の47,000に、アルバム・ストリーミングも9%減少の46,000に数字を落としている(6,856万回)。アルバム・セールスは1,000、トラックごとのユニット数もわずかだった。
 1位を獲得したアルバムの週間ユニットとしては、2019年2月16日付でエイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディの『フーディ・シーズン』が獲得した46,500以来のワースト記録で、過去3年間では最も低いユニット数となる。
 昨年初頭からTOP10にランクインし続けているモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』(46,500ユニット / 5%増加)も、全体数が低いことで先週の4位から2位に上昇。『ミラベルと魔法だらけの家』(45,000ユニット / 9%減少)のサウンドトラックも3位に、TOP3をキープした。
 続いて4位には、ジャック・ホワイトの新作『フィア・オブ・ザ・ドーン』が初登場。本作は、いずれも同チャート1位を獲得した1st『ブランダーバス』(2012年)、2nd『ラザレット』(2014年)、3rd『ボーディング・ハウス・リーチ』(2018年)に続く4枚目のスタジオ・アルバムで、TOP10入りは最高8位を記録したコンピレーション・アルバム『アコースティック・レコーディングス 1998-2016』(2016年)を含むソロ5作目、自身がメンバーとして活動したザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウェザー、ザ・ホワイト・ストライプス(それぞれ3作)の作品を含めると、14作目のランクインを果たした。
 『フィア・オブ・ザ・ドーン』の初動ユニットは42,000で、そのうちアルバム・セールスが39,000と大半を占め、今週のトップ・セールスに輝いた。前述の3作もアナログ盤の売上が高セールスを記録しているが、本作も39,000のうち24,000枚がLPによる売り上げで、その人気を物語る。一方、アルバム・ストリーミングは3,000(415万回)、トラックごとのユニットもわずか程度だった。
 【第64回グラミー賞】の受賞、パフォーマンス効果で先週5位に再浮上したオリヴィア・ロドリゴの『サワー』(39,000ユニット / 2%減少)は、今週も同位をキープ。6位には、ドレイクの『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(30,500ユニット / 1%減少)が先週の8位から上昇した。
 7位に初登場したのは、米ミシガン州デトロイト出身の42 Duggと、米ケンタッキー州ルイビル出身のEST Geeによる、人気ラッパーのコラボレーション・ミックステープ『Last Ones Left』。42 Duggは、最高8位を記録した前作『Free Dem Boyz』(2021年)、EST Geeも同7位を記録した『Bigger Than Life or Death』(2021年)に続く2作目のTOP10入りを果たしている。初動ユニットは30,000で、そのうちアルバム・ストリーミングが26,500(3,684万回)、アルバム・セールスが3,500だった。
 ドージャ・キャットの『プラネット・ハー』(29,500ユニット / 3%減少)を8位に挟み、9位には米ニューヨーク州ブルックリン出身のラッパー=ファイヴィオ・フォーリンのデビュー・アルバム『B.I.B.L.E.』、10位にはカミラ・カベロの新作『ファミリア』がそれぞれ初登場した。
 ファイヴィオ・フォーリンはこれまで2作のEPをリリースしていて、そのうち『800 B.C.』(2020年)が159位にランクインしているが、TOP10入りは実質上のデビュー作となる本作『B.I.B.L.E.』が初で、自己最高位を大きく更新した。初動ユニットは29,000で、そのうちアルバム・ストリーミングが27,500(3,775万回)、アルバム・セールスが1,000、トラックごとのユニットは500をそれぞれ獲得した。本作からは、カニエ・ウェストとアリシア・キーズをフィーチャーした「City of Gods」がソング・チャート“Hot 100”で46位まで上昇し、アルバムのヒットに繋げた。
 『ファミリア』は、同チャートでNo.1に輝いたデビュー作『カミラ』(2018年)、最高3位を記録した前作『ロマンス』(2019年)に続く3作目のスタジオ・アルバムで、それに続く3作連続のTOP10入りを果たした。初動ユニットは27,500で、そのうちアルバム・ストリーミングが14,500(2,026万回)、アルバム・セールスが11,500、トラックごとのユニットは1,500をそれぞれ記録している。

Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは4月22日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『7220』リル・ダーク
2位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
3位『ミラベルと魔法だらけの家』サウンドトラック
4位『フィア・オブ・ザ・ドーン』ジャック・ホワイト
5位『サワー』オリヴィア・ロドリゴ
6位『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』ドレイク
7位『Last Ones Left』42 Dugg & EST Gee
8位『プラネット・ハー』ドージャ・キャット
9位『B.I.B.L.E.』ファイヴィオ・フォーリン
10位『ファミリア』カミラ・カベロ

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