テイラー・スウィフト、全米カントリー・チャートのNo.1最多週数記録更新を前記録保持者のシャナイア・トゥエインが祝福
テイラー・スウィフト、全米カントリー・チャートのNo.1最多週数記録更新を前記録保持者のシャナイア・トゥエインが祝福

 米カントリー・アーティストのシャナイア・トゥエインが、自身が保持していた全米アルバム・チャートNo.1最多週数記録を更新したテイラー・スウィフトの偉業をSNSで称えた。

 テイラーは、米ビルボード・カントリー・アルバム・チャート“Top Country Albums”において、99週目のNo. 1を獲得し、97週でトップを走っていたシャナイアの記録を抜いた。シャナイアは、「レッツ・ゴー・ガールズ!あなたを誇りに思います@taylorswift13。歴史的な記録は作るものであり、壊すものでもあります。バトンは新しい世代に渡されるべきものです。誰にも止められない若い女性カントリー・アーティストたちは、ハードルが高くても(炎の絵文字=すごい、素晴らしい)#trailblazers(先駆者たち)」とツイートしている。

 これでテイラーが女性として最もNo.1の座にとどまったカントリー・アーティストとなったが、男性も含めた最多記録はガース・ブルックスが169週、次いでカントリー・ポップ・バンドのアラバマが125週、そしてウィリー・ネルソンが106週となっている。

 テイラーは2006年に「ティム・マックグロウ」、「ピクチャー・トゥ・バーン」、「アワ・ソング」などのシングルを収録したセルフタイトル・デビュー・アルバムをリリースし、24週にわたり“Top Country Albums”で1位の座を保持した。2008年の2ndアルバム『フィアレス』からは、「ラヴ・ストーリー」(4位)と「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」(2位)が、自身初となる米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”においてTOP5ヒットとなった。このアルバムは、35週にわたって“Top Country Albums”のトップに君臨した。2008年には『Beautiful Eyes EP』でも1位を1週獲得している。カントリー・ジャンルでの快進撃は2010年の『スピーク・ナウ』(13週1位)、2012年の『レッド』(16週1位)と続いたが、2014年の『1989』からは正式にポップに進出し、その後は2017年に『レピュテーション』、2019年に『ラヴァー』、2020年に『フォークロア』と『エヴァーモア』を発表した。2021年にテイラーは、再レコーディングしたアルバム『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』で3週、『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』で7週“Top Country Albums”の首位記録を伸ばした。